パリと空港を結ぶタクシー料金が固定されました
2016年3月1日より、パリから空港へのタクシー料金が固定となりました。
パリには2つの空港があります。一つは、北部のロワシーにあるシャルル・ド・ゴール空港。もう一つは南部のオルリー空港です。
普通、日本とパリを結ぶ便は、ロワシー、シャルル・ド・ゴール空港に着くので、そちらの方が、日本の方には馴染み深い空港でしょう。
シャルル・ド・ゴール空港
今回固定料金となったのは、その二つの空港とパリ(右岸あるいは左岸)を結ぶ運行です。
パリで右岸というのは、セーヌ川の北側、左岸は、セーヌの南側です。
30ユーロ:オルリー空港とパリ左岸
35ユーロ:オルリー空港とパリ右岸
50ユーロ:ロワシー、シャルル・ド・ゴール空港とパリ右岸
55ユーロ:ロワシー、シャルル・ド・ゴール空港とパリ左岸
また、予約する場合は、4~7ユーロ料金がプラスされます。
これは、今までの料金と大体同じですが、道路の込み具合によって値段が変わっていた今までと比べ、前もってどのくらいユーロを持っておけば良いのか分かるのが、旅行者にとって便利な点といえます。
また、この固定料金制度と同時に、パリと2つの空港を結ぶ高速道路A1とA6にタクシー・バス専用車線が設けられましたので、渋滞に遭うリスクもぐんと下がりました。
パリの空港バスについては、No.157の記事も参考にしてください。
(冠ゆき)
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筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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