No.336パリからモン・サン・ミシェルまで切符1枚に
フランスの中、いや、ヨーロッパの中で見ても、人気の観光地であるモン・サン・ミシェル。聖ミカエルの山という名前の通り、尖塔に聖ミカエル像を載せる僧院が半島の真ん中に聳え、それを建物と城壁が一緒になって幾重にも取り巻いているのがモン・サン・ミシェルです。
これまでも何度か取り上げてきたように、モン・サン・ミシェルの周辺は、大西洋の潮の干満の差が大きく出やすい場所で、「世紀の大潮」と騒がれたのも記憶に新しいところです。実際、潮が満ちる時の速さは、馬の駆ける速さと比べられるほどで、私も何度か、駐車場にとり残された車が海に沈むのを見たことがあります。
さて、この大人気の観光ポイント、モン・サン・ミシェルは、僻地にあり、交通の便はとても良いとは言えませんでした。
そこに最近できたのがSNCFのパリ―モン・サン・ミシェル切符。片道35ユーロ(4歳から12歳の子供は半額)で、日帰りも可能です。インターネットでの予約のページはこちら。
出発はモンパルナス駅。そこからヴィルディウ・レ・ポワル(Villedieu-les-Poêles)駅まで移動。続いて、バスとなります。バスにはWifiもトイレもついています。
時間は次の通り、
週日
【行き】Paris Montparnasse 3 Vaugirardを朝7時38分出発→モン・サン・ミシェル11時34分着。
【帰り】モン・サン・ミシェル18時5分発→パリ22時5分着。
土日
【行き】Paris Montparnasse 3 Vaugirardを朝8時50分出発→モン・サン・ミシェル12時38分着。
【帰り】モン・サン・ミシェル18時5分発→パリ22時5分着。
毎日運行しているのは嬉しいところですが、1時間長くいられるので、できれば週末より週日行くようにしたいものです。
また、帰りのパリ着が遅くなりますから、モンパルナス駅から遠くないホテルに泊まることをお勧めします。
(冠ゆき)
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筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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