No.338フランス北部、冬時間になったら一気に冬?
ヨーロッパの多くの国では、10月最後の土曜と日曜の間に、夏時間から冬時間への変更がなされます。今年は先週末10月30日から冬時間となりました。
3月最後の週末まで続く冬時間。この間、日本との時差は8時間です。
夏時間最後の日先週土曜は、確か日の出が8時半ごろ。日の入りは18時半ごろ。
冬時間に入った翌日曜は、1時間ずれて日の出が7時半ごろ。日の入りは17時半ごろ。
これから、冬至までは、みるみる日が短くなり、最後は今より2時間ほども日照時間が減ることになります。
暗くなるのは好きではありませんが、これからの時期は、夏は堪能できなかった夕日を楽しめる時期でもあります。今日の夕方も、たまたま人を待つために停めた駐車場で、きれいな空の色をしばし眺めました。
今日夕方、日没時の空
フランス北部で「秋」というと、雨が多くじとじととした天気というイメージが大きいのですが、先週末は快晴が続き、天も高く、気持ちよく、日本の秋を思い出しました。朝晩は3、4度と低い気温でしたが、日中は17度まで上がったほどです。
こちらは先週末、日没後さらに赤く染まる空
ただし、明日11/4からは、寒波到来で、気温もぐんと下がり、しばらく最高気温が10度を切るようです。最低気温も、明日はまだ5度くらいあるようですが、来週からは1度の予報。11月11日まで続くようです。
この時期ヨーロッパ旅行を予定されている方は、くれぐれも防寒をお忘れなく。コートのほか、底の分厚い靴、手袋、マフラー、帽子の持参をお勧めします。建物の中は、暖房が効いていることが多いので、脱ぎ着しやすい服が便利かと思います。
11月11日は、祝日なので、今年は連休となります。その時期旅行を予定している方、10日夜や13日夜の移動は、どこも混む可能性があるので、お気を付けください。
(冠ゆき)
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筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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