No.350ベルギーとオランダが領土交換?!
今日は隣国と、そのまた向こうの国のお話しです。
実は、2016年11月末、ベルギーとオランダの間で、数ヘクタールの国土の交換がされました。
場所はマーストリヒトの南方。
具体的には、マース川(フランス語だとムーズ川)に浮かぶ半島状の中州、イラル半島 (Ilal)と、プティグラヴィエ半島(Petit-Gravier)の交換です。
ベルギー領だったイラル半島はオランダ領に。
オランダ領だったプティグラヴィエ半島はベルギー領にとなるわけです。
イラル半島の面積は13ヘクタール。プティグラヴィエ半島は3ヘクタールですので、ベルギー領土の総面積は、これにより10ヘクタール減ることになります。
地図はこちらから。黒線が旧国境線。ピンクが新国境線です。
国境線の変更が、どこもこんなに平和裏に行われるのなら、世界の景色も随分、違って見えることだろうな....と思ったニュースでした。
(冠ゆき)
フランス在住者、旅行者の役に立ちそうな情報は、twitterでも流しています。よろしければ、そちらもご覧ください。
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。