No.361今週末、パリを避けリルに来た方が良い理由とは?

公開日 : 2017年03月16日
最終更新 :
筆者 : 冠 ゆき

No.358 フランス3月のスト情報+パリ駅閉鎖情報でもお知らせしましたが、この週末3/18-19、パリ滞在、あるいはパリ通過を予定されている方は、くれぐれもご注意ください。

というのは、パリのリヨン駅とベルシー駅は、3/18-19の二日間、完全に閉鎖されます。

その間、両駅発着予定の列車は、運休あるいは別な駅発着に変更になります。別な駅というのも、かなりまちまちで、パリ郊外のマッシー駅だったり、北部の空港駅だったりと、パリからおいそれと移動できない駅の場合もありますので、十分ご注意ください。

パリ郊外列車 RERのダイヤもかなり乱れると思われますので、旅行者の方は、できれば、リヨン駅やベルシー駅周辺(パリ市南東部)は通らないようにするのが一番かと思います。

さて、それで、ではリルに来たらどんな良いことがあるのでしょう?

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リル・フランドル駅

まず、3/19(日)に、ミス・ユニヴァースが、リルのフランドル駅から、グランプラスに向けてパレードをします。

No.352 に書いたように、今年のミスユニヴァースは、フランス北部出身のイリス・ミットナールさん。リルの歯科医大学生のイリスさんにとっては、故郷に錦を飾るパレードとなりそうです。リルフランドル(Lille Flandres)駅を11時ごろ出発して、グランプラスに着いたのちは、Voix du Nord新聞社(詳しくはNo.56 【コラム】フランス地方紙La Voix du Nord (北の声):非合法新聞の躍進)のバルコニーから、集まった群衆への挨拶が12時ごろの予定となっています。

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グランプラスのVoix du Nord社建物

もうひとつの理由は、フランス北部の情報本『Le Chti』(ル・シュティ)が出る日であること。『ル・シュティ』は、リル周辺に来る人誰もが頼りにする情報誌で、年に一度発行され無料で配布されます。しっかりとしたつくりと見やすく美しい誌面で、毎年配布される週末は、無料コンサートやイベントが町中で繰り広げられ、リルでは9月のブラッドリー(蚤の市)に次ぐ規模のお祭りです。

今年で44年目となる『ル・シュティ』、配布場所は県庁とリル美術館の間のレピュブリック広場(place de la République)。

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レピュブリック広場

イベントはいろいろありますが、コンサートは、3/18(土)15時~16時半と、19時~21時半。3/19(日)15時からを予定しています。公式FBはこちら

こんな具合ににぎやかなことこの上ないと思われるリルのこの週末。お祭り好きな方は、ぜひお越しください。

(冠ゆき)

筆者

フランス特派員

冠 ゆき

1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。

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