No.375パリのメトロとRER、夏期工事のお知らせ
RATPは、パリと周辺の地下鉄、バス、トラム、RERの一部ラインを運営する公共交通機関です。イル・ド・フランスでRATPを利用する乗客数は、一日1200万人もいます。
事故や故障の原因となる老朽化を防ぐために、RATPでは、毎年夏、パリジアンたちがヴァカンスに発っている間に、修復作業を行うのが恒例ですが、2015年から2018年にかけては、特に大掛かりな工事を予定しています。
今年の夏も、そういうわけで、一部区間が不通となります。
【RER A線】
今年の工事場所は、一番の影響を受けるのはRERのA線です。まず、上の期間、RERのA線は、La Défense駅からNation駅の間の4駅が、不通となります。
期間は、2017年7月29日から8月27日まで。
また、郊外ではありますがMaisons-LaffitteとPoissy間も同期間不通となります。
また、Nanterre-PréfectureとCergy-Le Haut/Poissy間は、7月29-30日と、8月5-6日、8月12-13日の週末不通になる予定です。
【RER C線】
SNCF管轄のRER C線も、7月16日から8月27日まで一部区間不通となる予定ですので、その沿線利用を考えている方は、お気を付けください。
【メトロ4番線】
その他、地下鉄もいくつかの駅が工事の影響を受けます。例えば地下鉄4番線。地下鉄の4番線は、1番線の次に利用客の多い線として知られています。
そのうち、Saint-Sulpice駅は、5月29日から9月7日まで閉鎖されています。代替するのは95番のバス。
また、同じく地下鉄4番線のChâteau d'eau駅は、6月30日から7月2日まで閉鎖。
4番線Château Rouge駅も工事のため、5月20日から7月31日まで閉鎖となっています。
【メトロ6番線】
地下鉄6番線のGlacière駅は7月3日から8月27日まで閉鎖。
【メトロ7番線】
地下鉄7番線の一部も、7月13日から16日まで閉鎖となります。
その他にも夜間不通となる区間などありますので、パリで移動される際は、あらかじめ路線の確認を怠らないようにしてください。RATPのサイトはこちらから。
(冠ゆき)
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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