No.398この季節のフランス「チョコの芸術作品鑑賞」をお忘れなく!

公開日 : 2017年12月19日
最終更新 :
筆者 : 冠 ゆき
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La Maison du Chocolat 星1200ユーロ

あと一週間でクリスマスが来る季節。毎年のことですが、フランスでクリスマスというと、途端に目に付くのがチョコレートです。

専門店では、クリスマス期間限定で生み出されたチョコたちが誇らしげにショーウィンドウを飾りますし、スーパーでも入口付近にギフト用のチョコレートパッケージがこれでもかというほど山積みにされます。

クリスマスと、春の復活祭(イースター)は、チョコレートが一番脚光を浴びる季節と言えるかもしれません。

どの店もしのぎを削って作っている感があり、どのメゾンが一番かと尋ねられても、優劣つけがたいというのが本音です。ただ、個人的に気になって毎年チェックしているのが、Maison du Chocolat(メゾン・デュ・ショコラ)のクリスマス特別製品。というのも、特に2年前のゴージャスなクリスマスリースにはあっと驚かされた経験があるからです。

今年はというと、またまた驚きの作品が作り出されています。それはレースのように透かし模様となって星を12重ね、金箔を塗られた星。

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La Maison du Chocolat 星1200ユーロ

68センチの高さで、重さが7キロ。お値段は1200ユーロ! これはもう、ヴィジュアル的にも、お値段的にも、とても口に入れられないような作品です。

今年は星がメインテーマで、クリスマスのケーキ、ビュッシュにも、7枚の星が付いたものが登場。

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La Maison du Chocolat 6~8人用ビュッシュ、95ユーロ

もちろん、つまんで食べられるチョコレートもあります。今回新しく加わった風味の中には、金柑を使ったものもあります。ヒマワリやかぼちゃの種などの種子類も取り入れられていて、最近のフランスの食の傾向がこんなところにも現れているなぁ、と面白く思いました。

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La Maison du Chocolat 24のチョコ詰め合わせ、41ユーロ

ちなみに、メゾン・デュ・ショコラは、パリだけでも八軒店を構え、パリの空港にも出店しています。

メゾン・デュ・ショコラに限らず、この季節は、フランスのパティシエたちの力作がショーウィンドゥに並んでいるはずです。フランスに来られる方は、ショーウィンドゥの芸術作品を、目で堪能することも、どうぞお忘れなきよう!

(冠ゆき)

筆者

フランス特派員

冠 ゆき

1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。

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