No.400フランスのフリットリー第5位を賞味!
No.395 では、ベルギーのフリットリー(フリット屋さん=ポテトフライ店)番付を紹介しましたが、なんと、フランスにも同様のサイトが存在していました!! 勉強不足で、今まで知りませんでした。
サイトの名前は、そのままLes Friteries (レ・フリットリー(フリット屋))
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同サイトの地図を見ると、さすがのフランス北部!フリット屋が集中的に多いのがよくわかります。
さて、こちらのサイトが先ごろ発表したのが、2017年度フランスのフリットリー番付ベスト10 !
1位はVendin-le-VieilのFriterie René
2位はCambraiのLe Beef'aur
3位はLandasのLe Germoir Friterie
上の1位~3位は、少々観光ルートからは外れていますが、ご安心ください。7位にはリルのフリットリーがエントリーしています。
La patate qui fume(ラ・パタット・キ・フュム、住所:Boulevard Emile Dubuisson, Lille)営業時間は月曜から金曜の11時半~14時。
また、それより上位の5位には、リル郊外のWambrechies(ワンブルシ)にあるLa frite à dorer(ラ・フリット・ア・ドレ、住所:59, rue Obert, Wambrechies)がエントリー。実は、早速足を運んできました。
住所を知らなければ見過ごしてしまいそうな、フリット店ながら、次々に訪れる客に、人気のほどがうかがえます。
清潔な店の中で、バーガーやケバブを手際よく作っていく男性2人。
それでも、「5位になっていましたね!」と声をかけると、
「いやぁ、明日はテレビ取材があるんですよー」と、ちらり照れ笑い。
サイトに載せる承諾も得て、写真を撮らせてもらいました。
La frite à dorerのお二人さん
フリットは、やはり二度揚げ。一度下揚げしておいてあり、注文があってから、二度目に揚げます。塩加減もこちらの希望に合わせてくれます。もちろん希望者にはソースもつけてもらえます。
この店のフリットには、
「子どもサイズ」
「小」(2.7ユーロ)
「大」(3.7ユーロ)
の3つがあります。
「中」はないの?と聞くと、
「うちの「小」は、よその「中」のサイズなんですよ」という返事。
私たちは3人でしたので、「じゃぁ、小を2つと、大を1つ」と注文すると、
お兄さん、じっとこちらを見て、「お客さん、3人ですよね?だったら、大1つで十分ですよ。でないと、食べきれませんよ」と教えてくださいました。
写真からはみ出す量のフリット大
そうして、実際、お兄さんの言う通り、大1つでも、3人で食べきれない量でした。
肝心なフリットのお味ですが、油っこさを感じず、カラッとして中はほくほく。塩辛すぎもせず、これぞシュティ(フランス北部人)の言う「新鮮なフリット」という感想です。
番付上位のフリットリーはいずれも勝るとも劣らぬ味でしょうから、お近くにいらしたらぜひ本場の「新鮮なフリット」をお召し上がりください。
(冠ゆき)
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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