No.444パリ、ノートルダム寺院に映し出される平和の祈りマッピング

公開日 : 2018年10月08日
最終更新 :
筆者 : 冠 ゆき

パリの中心は、地理的にも、象徴的にも、シテ島にあるノートルダム寺院です。この秋、そのファサードをスクリーンに、プロジェクションマッピングが繰り広げられます。

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©Notre-Dame de Paris, Bruno Seillier

『ダム・ドゥ・クール(Dame de Coeur)』と名付けられた光のスペクタクルは、約20分のプロジェクションマッピング。ちょうど一年前2017年11月には、5日にわたり10万人の人々を魅了しましたが。その後も要望が多く、今年の開催が決まりました。

これは、ちょうど今年で100年を迎える第一次世界大戦終結を記念する行事でもあります。

ノートルダム寺院には、毎年国内外から1200万人以上の観光客が集まります。それだからこそ、このノートルダム寺院を舞台にすることで、メッセージは全世界に届くと主催者は考えているのです。

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©Notre-Dame de Paris, Bruno Seillier

『ダム・ドゥ・クール』

期間:2018年10月18日~25日

時間:18日は21時半

19、22,23,24,25日は、19時半と、21時半。

20日と21日は20時と21時半。

公式サイト:https://www.damedecoeur.paris/

観覧には、サイトからの登録(無料)が必須です。また、身分証明書も持参しましょう。15歳以下の子供は予約不要ですが、親の同行が必要です。予約時間より30分は前に着くようにしましょう。

観覧は無料ですが、5ユーロほどの寄付が期待されています。また20ユーロ以上の寄付をした人には、特製パンフレットが配られる予定です。

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©Notre-Dame de Paris, Bruno Seillier

またできれば、手ぶらでの参加が推奨されています。バッグ持参の場合は、その場で中身の点検があります。持ち込み禁止のものもあるのでご注意ください。

【持ち込み禁止リスト】

ナイフ、刃のあるもの、工具類、ガラス製品(ボトルやグラス)、棒、メタル製の箱、0.5リットル以上のペットボトル、煙の出るもの(ろうそく、花火なども含む)、動物。

混雑が予想されますので、公共交通機関の利用をお勧めします。

最寄り駅は、メトロであれば、4番線のCité駅あるいはSaint-Michel駅。1番線、11番線のHôtel de Ville駅、10番線のMaubert-MutualitéあるいはCluny-La Sorbonne駅、7番線、11番線、14番線のChâtelet駅。RERならB線C線のSaint-Michel-Notre-Dame駅です。

秋深いパリで、ノートルダム寺院を華麗に彩る平和への祈りを、ぜひご覧ください。

(冠ゆき)

筆者

フランス特派員

冠 ゆき

1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。

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