No.509フランス国鉄6月4日ストのお知らせ

公開日 : 2019年05月31日
最終更新 :
筆者 : 冠 ゆき

今日はあまり嬉しくないニュースのお知らせです。

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去年2018年の春、フランス国鉄が、三か月にわたり、3日働いて2日スト、という長期ストを行ったことを覚えていらっしゃるでしょうか。

もともとあのストは、鉄道改革政策案への抵抗で始まったものでした。

三か月間国民と旅行者を大いに悩ませたストでしたが、国民議会に続き元老院でも可決され、最後は複数の労働組合間の意見も一致せず、ストの動きは下火になって終わった感があります。

とはいえ、改革案への不満はいまだに燻っており、もっとも強硬派の労働組合であるCGTは、来週6月4日(火)に、デモを計画。すでに9000人が参加の予定とみなされています。

そのほかの労働組合でも、全国規模であったり、一地方のみであったりと違いはありますが、6月4日に関しては、UNSA、SUD-Railなど参加に意欲的な意思を見せています。

6月4日は、まず、11時に、8区の公共交通機関・鉄道連合(UTP)前に集まり、その後、移動して、Place d'Italie(イタリア広場)からMontparnasse(モンパルナス)までデモをする予定です。

この日の鉄道運行にどの程度の影響を及ぼすかは、今のところ不明です。

6月4日列車ご利用予定の方は、どうぞ、出発前に、フランス国鉄の運行情報をオンタイムで調べるサイトなどをチェックするようにしてください。

参考記事:Le Parisien

(冠ゆき)

筆者

フランス特派員

冠 ゆき

1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。

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