No.525フランス、ル・ブルジェ航空宇宙博物館の無料イベント『星々の夜』!

公開日 : 2019年07月28日
最終更新 :
筆者 : 冠 ゆき

今日は、空好き、天文好き、宇宙好きな方へのお知らせです。

表題通り、フランス、パリ北方のル・ブルジェ航空宇宙博物館(Musée de l'Air et de l'Espace au Bourget)で、『星々の夜(La Nuit des étoiles)2019』が開かれます。

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近いようで遠い空©Kanmuri Yuki

日時は、来週8月3日(土)18時~1時まで。

参加は無料

予約不要です。

今年創立100周年のパリ‐ル・ブルジェ空港と、航空宇宙博物館

ル・ブルジェ航空宇宙博物館(Musée de l'Air et de l'Espace au Bourget)があるのは、ル・ブルジェ空港の一角です。

「ル・ブルジェ空港?どこ、それ?」

と思った方!

パリ空港といえば、パリ北部ロワシーにあるシャルル・ド・ゴール空港か、パリ南部のオルリー空港しかないと思われがちですが、実はル・ブルジェ空港もパリ空港のひとつなのです。歴史も古く、開港は1919年。今年で100周年になります。

当時のパリでは、国際便はどれもル・ブルジェ空港に発着していました。

例えば、かの有名なチャールズ・リンドバーグの大西洋横断飛行。

1927年ニューヨークを飛び立ったリンドバーグのプロペラ機が着陸したパリ空港とは、ル・ブルジェ空港にほかならなかったのです。

『星々の夜2019』テーマは隕石

さて、そのル・ブルジェにおかれたル・ブルジェ航空宇宙博物館も、今年で創立100周年の博物館です。その名の通り、航空開発黎明期からの飛行機やヘリコプター、宇宙開発についての展示、また操縦シミュレーターやプラネタリウムも楽しむことができます。

普段の開館時間は下の通り。

4/1~9/30:火曜~日曜の10時~18時

10/1~3/31:火曜~日曜の10時~17時

休館日:1月1日、12月25日、毎週月曜

入館料:大人9ユーロ~21ユーロ(選択するアクティビティの数によって、値段は4段階に分かれる)

8月3日(土)『星々の夜2019』では、隕石をテーマに下のような複数のアクティビティが提供されますが、どれも無料で体験できます。

【天体望遠鏡による空の観測】

18時~21時:太陽観測

22時~0時:土星と木星

年齢制限なし

【星座についてのレクチャー】

18時~21時

対象:4歳以上

【プラネタリウム:太陽系の旅】

18時以降30分おき。

対象:6歳以上

【隕石について専門家への質問】

19時~20時と21時~22時

対象:8歳以上

【宇宙開発についてガイドツアー】

18時から30分おき

対象:6歳以上

【火星探検ゲーム】

18時~1時

対象:6歳以上

【昨日の隕石と明日の科学展】

18時~1時

対象:8歳以上

そのほか、星についてのお話や、折り紙で星を折るアトリエなども開かれます。

なお、この日の博物館の駐車場は、18時から1時まで駐車無料になります。

また、レストランは23時まで、ブティックは1時まで開店しています。

夏の夜、思いっきり宇宙に浸ってみたい方、絶好の機会ですよ。

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広い空に浮かぶ飛行機©Kanmuri Yuki

【行き方】

(1)メトロ7番線で、La Courneuveまで行き、そこから152番バス。

(2)RER B線で、Le Bourgetまで行き、152番バス。

(3)メトロ12番線でPorte de la Chapelleまで行き、350番バス。

いずれの場合も、Musée de l'Air et de l'Espace停留所下車。

詳しくはこちらのページ

【帰り方】

(1)350番バス:博物館発porte de la Chapelle行き最終3便は、22:03, 22:32, 23:02発。

(2)152番バス:博物館発porte de Villette行き最終4便は、0:39, 0:59, 1:19, 1:39発。

 *152番バスでBourget 駅まで行き、RER B最終パリ行き(0:35)に乗る予定の場合、0時前に博物館を出ること。

 *152番バスでLa Courneuve-8mai 1945 駅まで行き、メトロ7番線最終パリ行き(1:29)に乗る予定の場合、遅くとも0:39のバスに乗ること。

万が一RERやメトロの最終便に乗り遅れた場合、夜間バスN42が、パリ東駅まで走っています。

詳しくは、こちらのページの最下部、あるいは博物館でお問い合わせください。

(冠ゆき)

筆者

フランス特派員

冠 ゆき

1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。

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