No.591ニュイ・ブランシュKYOTO:日仏アートが京都を染める夜

公開日 : 2020年09月28日
最終更新 :
筆者 : 冠 ゆき

旅行にも行けないし、イベントはキャンセル続きだしとへこみがちだった方に朗報です。京都では今年2020年も「ニュイ・ブランシュKYOTO」が開催されます。参加アーティスト140名以上。そのうち約半数はフランス人アーティストです。この機会にフランス現代アートの息吹を感じてみてください。

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こちらは無鄰菴でご覧になれます!© Hicham Berrada

■「ニュイ・ブランシュKYOTO」日時のご案内

・開催日時: 2020年10月3日(土)

・会場: 京都市内約40会場

・入場料: 無料(一部施設を除く)

今年のテーマ:「FLUX/フロー/流れ」

コロナ禍の影響を受け、これからの社会の流れはどのように変わっていくのか。140名以上のアーティストが、多様な表現で、この問いに考えを巡らせました。

主な会場

会場は京都市内約40会場です。公式ウェブサイトでは、地図と照らし合わせながら、各会場の催しの時間帯と詳細を見ることができるので、ぜひご参照ください。

おもな場所を下にいくつか挙げておきます。

・京都駅ビル駅前広場(ホテルグランヴィア京都前):17:00〜19:35、オープニングセレモニーが行われます。

・アンスティチュ・フランセ関西―京都:19:00〜24:00、映像作品のほかパフォーマンスも。

・京都芸術センター:10:00〜20:00

・ヴィラ九条山:15:30〜20:30、普段公開されていないフランスの国外最大級文化施設!

・無鄰菴:17:30〜21:00、イシャム・ベラダの映像作品展と、ライトアップ

・元離宮二条城:18:00〜22:00、プレ国際芸術祭BIWAKOビエンナーレが開催されます。

・京都伝統工芸館:10:00〜19:30、リモージュの磁器とアーティストとのコラボ作品。こちらは19日まで展示。

そもそもニュイ・ブランシュとは?

「ニュイ・ブランシュ」とはフランス語で白夜のことです。この「ニュイ・ブランシュKYOTO」は、毎秋パリで催される一夜限りの現代アートの祭典「ニュイ・ブランシュ(白夜)」の京都版です。なぜ、京都でパリのイベント?かというと、京都とパリが姉妹都市の関係にあるからです。「ニュイ・ブランシュKYOTO」企画は今年ですでに10回目。過去の催しについても、これまで何度か記事にしてきました。参考までに過去記事をリンクしておきます。

注意点と、当日都合の悪い方へのご案内

コロナ禍の打撃を受けた芸術・文化部門を盛り上げるためにもと、あえて開催を決定した今年のニュイ・ブランシュKYOTO。感染予防のための注意点がいくつかありますのでご留意ください。

*各会場では、マスク着用。アルコール消毒や、人数制限を設ける場合もあります。

公式ウェブサイトから各会場の注意点をあらかじめご覧になることをおすすめします。

なお、作品展示などは、10月3日に先立って始まっているところ、またニュイ・ブランシュ以降も続くところ(注*10月3日夕方以降以外は、有料の場合も)が複数あります。当日は都合が悪いという方も、あきらめずに公式ウェブサイトをチェックしてみてください。

(冠ゆき)

筆者

フランス特派員

冠 ゆき

1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。

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