権現様
前回、大島へ皆様をご招待させていただきました。その際、海がきれいで沢山魚が取れる島と案内しましたが、今回は海ではなく山の行事についてご紹介させていただきます!!
大島は船隠し(ふなかくし)地区、田ノ浦(たのうら)地区、地下(じげ)地区という3つの地区から成り立っております。それぞれの地区に神社が祭られているのですが、権現様を祭っている大島全体の神社が山の上にあります。
先日、私は島民の方と一緒に日差しの強い天候がとても良い日に2日間山を登り神社に行ってまいりました。
1日目は神社周りの清掃。2日目は山開きを行いました。神社までは片道30ほどかかり到着すると全身汗だくでしたが天気も良く自分にとっては非常に気持ちが良かったです♬
大島も今より人口が多かった(最盛期には1000人以上のかたが大島で暮らしていたようです。前回お伝えした通り現在は100人を満たない人口です。)時代には権現様の神社まで登る方は結構いたので神社まで続く道はきれいに歩きやすくなっておりましたが、最近は登る方が少なくなった影響で通り道を作るための「道切り」というものを年に何度か行います。
道切りももちろん島民の方が行うのですが、大島は超がつくほど高齢化社会。道切りに参加されるかたのほとんどが75歳を超えております。今回、一緒に山を登った方々も70歳から80歳の方でしたが、みなさん本当に元気で正直びっくりしましたΣ(・□・;)
さて、権現様へ続く山の入口は船隠し地区にありその奥から山道に入ります。
道切りがされ、きれいになっておりますが、それでも、小さな岩や木をよけたりしながら歩く道を作っていきます。神社へ行くまでの途中ロープが張っておりここに御幣を括り付けま
す。
そして、神社に到着してからは旗を立てたり再度清掃をし、参るための準備を行います。
島民の方の話によると、江戸時代に大島に人が移り住みその当時から権現様を祭っていたそうです。ただ、新しくなった旗自体の生まれは昭和53年と私と同い年でした笑
建物自体も何度か建て替えられており、現在の建物はなんと平成生まれ!!大島の中でも1.2を誇る若さです(^^♪
祝詞を読み、、、
最後はみんなでお酒と食事です(^_-)-☆
大阪生まれの私にとっては味わったことのない経験でもあり、このような経験を大事にしていきたいと思わせてくれる、それが大島での生活です。
引き続き大島の魅力を皆様にお届けできるよう特派員としてがんばりますのでよろしくお願いします!!
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