フィンランド人のソウルフード? ライ麦パン
フィンランド人はライ麦パンが大好きです。日本ではあまりなじみがありませんが、黒パンで、硬く、酸味のある感じの味です。こちらに住んでいる日本人の中でもこれが好き!という方はあまり聞きませんが、フィンランド人は海外旅行には必ずこれを持っていくとか、海外に在住するフィンランド人にフィンランドから来るならライ麦パンを持ってきて!と頼まれた、というのはよくあります。日本人のおにぎりのような感覚かもしれません。繊維が多く、腹持ちがよいので、軽いランチだとこんな感じです。
伝統的には、メインの料理を作ったあとのオーブンの余熱で何時間もかけてゆっくり焼いたものです。乾燥させると日持ちもするので、真ん中の穴に木の棒を通して、いくつも並べてキッチンで乾燥させる冬の食料でもあったようです。
すこし柔らかめのライ麦パンもこんなパッケージで売られています。これはチーズ、ハム、野菜などをはさむと、比較的食べやすいです。カフェなどにもありますので、フィンランドにお越しのときは、ぜひお試しを。いかにも滋養のありそうな味です。
9月お題「パン」
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