雑?節水?オーストリア流(?)皿洗い
ゼアブス!
以前洗濯についてブログを書きましたが、今回もオーストリアでの家事についてです。
こちらに来てカルチャーショックを受けることは多々ありますが、一番初めにそれを体験したのが皿洗いの時。
オーストリアでは食器は食器洗浄機で洗うのが一般的ですがフライパンや鍋、その他機械に対応していない食器はもちろん手で洗うことになります。
しかしその洗う場所であるシンクが小さい!
これは我が家のシンクですが、台所を作る時に一番大きいタイプを選んでこの大きさ。
大きい鍋やフライパンを洗う時ははみ出ます。
我が家は1つですが、お義母様の家の台所のシンクは2つ並んでいて、片方には洗っていない食器、そして隣には洗った食器を置くという使い方をしているようです。
そして洗い方ですが、まずシンクに水を溜めて洗剤をその中に入れて泡立てて食器を洗います。
こうして水を溜めてそこで洗うというのも私とは違った洗い方だったので少しびっくりしましたがここでは特に問題ありません(笑)
衝撃的だったのはこの後。
大抵の日本人なら最後に水で洗剤を流すと思いますが、こちらではこの洗剤がついた食器をそのまま拭き取って終わり!
抵抗がありますがここは構わず拭き取ります。
さすがに泡だらけの場合は軽く流していましたが、それでも完全に洗剤が落ちていないままの食器を拭いてそのまま棚に戻していたのにはびっくり。
これに気が付くまで皿洗いを手伝う度に何で中途半端に泡がついたまま渡してくるんだろうと思っていましたが、私が洗おうとしたところ「このまま拭いていいのよ!」と言われて忘れていたわけじゃなかったのかと...。
これは節水(?)家のお義母様だけかと思いきや他の家庭でもこの光景を目撃したのでやはりこの洗い方が一般的なのでしょうか。
初めはありえないと思っていたこの洗い方も、今では少し泡が付いていても大丈夫かとお義母様のようにそのまま拭き取るようになってしまったので慣れとは恐ろしいものです...。
ちなみにこちらの食器洗浄機ですが、3種類の洗剤が必要です。
左から洗剤、すすぎ用の洗剤、そして欠かせないのは塩。
オーストリアは硬水で放っておくとカルキがこびりついてしまうので塩を入れないと機械が壊れてしまうのです。
蓋が開いているところには洗剤のタブレット、そしてその上にはすすぎ用の洗剤を入れます。
そして塩は排水口近くに。一回にこの箱の半分近くは使います。
食器洗浄機はこれで大丈夫ですが、洗浄機で洗えないような食器やポットなどにカルキがこびりついてどうしようもならなくなった場合はEssig(酢)を使います。
少しの水とこれを入れてしばらく放置してこするとカルキの塊がごっそり取れました。
これは主にポットと水道の蛇口(蛇口にもカルキがこびりつくのです...)の手入れに使っています。
私はほとんどを食器洗浄機で済ませていますが、同じ移民組の友人達はカルキ対策に手間もかかるし道具もたくさん必要、それに機械も手入れしなきゃならないなら手で洗った方が早いわ!と手洗い派。もちろん洗剤はしっかりと水で洗い流しています(笑)
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