オーストリアの家庭で過ごすクリスマス
ゼアブス!日本はこれからお正月の準備で大忙しかと思いますが、皆様のクリスマスはいかがでしたでしょうか?オーストリアでもあちこちでクリスマスパーティーを開く人達もいましたが、今回はクリスチャンの家庭で過ごすクリスマスの様子についてご紹介します。
◆12月24日◆
まずクリスマスに欠かせないクリスマスツリー。前回の記事では23日に飾りつけをすると書きましたが、24日はこのような感じに仕上がります。
写真は義両親の家で飾られたツリー。スワロフスキーの町らしくオーナメントもスワロフスキーです。
これはキリストが誕生した時の様子を表しているクリッペ。一から自分で作る人も多く、作品は作る人によって様々なのでクリッペの展示会も行う町も。
24日の午前中はクリスマスの準備をして過ごして、夕方になるとまずは厄払いから始めます。お香を焚いてお祈りしながら家中の部屋と玄関を周り聖水を振りかけます。
この厄払いは24日、1月1日、1月5日の計3回行います。
それが終わると家族でお祈り。聖書の一句やクリスマスのお話を朗読した後はお互いにFrohe Weinachten!と言い合いお祝いして食事の席へ。
我が家のイヴの食事はNudelsuppe mit Würstchen。素麺のような麺とコンソメスープにソーセージを入れたもので、ソーセージをカットしてから食べます。
この日の夜はChristkindがプレゼントを持って来るとされているので食事をした後は家族でプレゼント交換をして過ごし、夜にはミサに参加するために教会へ行きます。
イヴの日はこれで終了。
◆12月25日◆
25日は前日と打って変わってお昼からチキンやクリスマスクッキー、ワインなどたくさん飲んで食べてお祝いします。
この日お昼に出てきたのはチキン、Knödel、紫キャベツのザワークラウト。
普段は夕食はパンやチーズだけで済ませますが、クリスマスの夜の食事は少し豪華(?)にチキンサラダ。
その後イヴと同じようにクリスマスも夕方からミサで教会へ。
朝から夜までこうして家族で過ごしてクリスマスは終わります。
いかがでしたでしょうか。こうして見ると日本のクリスマスの方が華やかで楽しい印象を受けるかもしれませんね。
今回は我が家でのクリスマスの過ごし方について書きましたが、私達のように家族で過ごすところもあれば、夜から友人とパーティーへ出かけたりとこちらでもクリスマスの過ごし方は様々。そのうちの1つとしてオーストリアで過ごすクリスマスの様子がブログを通して皆さんに伝われば幸いです。
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