心が温かくなるオーストリアのバレンタイン

公開日 : 2015年02月14日
最終更新 :
筆者 : Obi

2月14日はこちらもバレンタイン。日本では異性や恋人、夫婦間だけでなく義理チョコや友チョコなどをあげるので、この時期はたくさんチョコを準備しなければならず面倒と思う方もいるかもしれませんね。

対してオーストリアでは特にそういった習慣はなく、バレンタインは恋人やカップルだけのイベント。送るのも女性ではなく男性です。プレゼントはチョコレート、レストランでの食事、バッグやアクセサリーなど様々ですが、それに加えて忘れてはならないのはお花。

この時期のお花屋さんはいつもより売り場を拡大してバレンタイン用の花束や鉢植えを売っています。マリアテレジア通り付近の花屋さんはワゴンを出して小さなブーケとチューリップを売っていて、多くの男性客が買っていました。

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インスブルック中央駅内の花屋はこんな感じ。店の前には鉢植えとチューリップの花束がずらりと並んでいました。

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贈る花はチューリップやバラが一般的ですが、それ以外の花も多く売られています。

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花だけでなく、もちろんお菓子売り場もバレンタイン仕様。

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パン屋さんでもハート型のケーキが並び、ここも男性客で賑わっていました。

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町中では花束を持った男性達もたくさん。私の利用するバスではそんな男性達に運転手さんの「僕にくれるのかい?」というジョークも飛び交っていました・笑

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その運転手さんと仲良く話していたこの男性は奥さんに鉢植えを買ったらしいのですが、乗っている間は鉢を膝の上に乗せしきりに花の状態を気に掛けて大切に抱えていました。

若い人もお年寄りも手を繋いで楽しそうに歩く姿をいつもより多く見かける気がするバレンタイン。花束を持つ女性は嬉しそうで、これからあげる予定で花を抱えて歩く男性達もなんとなく明るい顔。贈り物の事で頭が一杯になりがちですが、この日はお互いの愛を再確認する日ということを思い出させてくれる光景でした。

(2月お題"バレンタイン")

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