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オーストリア/チロル特派員ブログ Obi

オーストリア・チロル特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2015年12月 7日

今年もオーストリアのなまはげ、クランプスがやって来た!


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今年もオーストリアのなまはげ、クランプスがやって来た!

ゼアブス!去年もこちらのブログで取り上げましたが、12月6日はオーストリアでは聖ニコラウスの日でこの日は司祭の格好をしたニコラウスとそのお供であるクランプスがやって来る日とされています。 ニコラウスはお菓子などちょっとしたプレゼントをくれますが、クランプスは悪い子を懲らしめる役目を負っていて日本のなまはげと似たような存在ですがその姿は大人でも恐怖を感じるほど...。今回は去年に引き続きそのクランプスの様子をご紹介します!


今年ニコラウスとクランプスがやって来たのは5日。筆者はインスブルックから約30分ほどにあるスチューバイで参加しました。ここは100人のクランプスがやってくるという事で多くの人が見学に来ていました。


始めに、ニコラウス本隊が到着するまでにクランプスに扮するのも子どもであるちびっ子クランプスが大人のクランプスに引き連れられてやって来ます。子どもといってもマスクは大人と同じで鞭や木を持って叩いて回るので十分怖いです...。


子どもを率いるクランプス。

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モコモコとしたクランプスの衣装を着て歩いているのは可愛いのですが、マスクをかぶると子どもというのを忘れてしまうほどの恐ろしさ...。

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ちびっ子クランプスは希望すれば誰でも参加出来ますが、クランプスの衣装は自分達で買うか(値段は分かりませんがけっこう高いとのこと...)作らなければなりません。前列にはクランプス役の子を見守る親が並んでいて子ども達の勇姿を声援を送り見守っていましたが子ども達は彼らも容赦なく叩いていました・笑


さて、ちびっ子クランプスが終わるといよいよニコラウスの到着。ニコラウスは天使を引き連れてやって来ますが、その後ろからはカウベルの音...。クランプスはカウベルを背負ってそれを鳴らしながら歩いて来るのです。


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まずはニコラウスがお祈りをしてから子ども達にお菓子を配ります。そしてこのニコラウスが退場し、辺りに煙が焚かれ、爆竹が鳴るとクランプスがやって来る合図。今年は四方八方からクランプスが飛び出してくるという演出で、あちこちからカウベルが鳴り響くのでどこから襲われるか分からないため人々が逃げ惑い大混乱となりました。(※クランプスは厄も払ってくれる良い妖怪です)


走ってやって来るクランプス。前列にいる人はまず餌食になります。


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クランプスは子どもには優しく、良い子になるかと聞いて回りますが大人はそれすらなく女性は連れ去られて炭を顔に塗られ、男性は引きずり出されて殴られるので子どもよりも大人の方が彼らを怖がっています・笑

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しかしこの姿を見たら厄を払ってくれるといっても誰でも逃げだしますよね...。

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毎年男性の中にはクランプスに抵抗する人が出てくるのですが、1人やられると他のクランプスが大勢やって来て取り囲み殴られるので挑もうとする人は今年は少なかったような...。(※何度も言いますがクランプスは厄払いをする良い妖怪です・笑)

ちなみにこのクランプス、呼び名はいくつかありチロルではTuifl(トゥイフル)という名でも呼ばれています。


こうして約1時間にわたって悪い子を懲らしめたクランプスは再びニコラウスと一緒に帰って行きました。


いかがでしたか?オーストリア版なまはげともいえるクランプス、興味のある方は現地で体験してみては?その際にはくれぐれも白い服やお気に入りの服は避け(炭を塗られたら悲惨なことに...)、眼鏡を着けている方はレンズに炭を塗られたり混乱の中で壊れる場合もあるのでご注意を!クランプスは観光客、女性、関係なく襲ってきます...!

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カテゴリー イベント・行事・お祭り
2015年12月 7日
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      チロル特派員
      Obi
      2010年にオーストリア人の夫と日本で出会い、2011年に東日本大震災によりそれまで働いていた会社を離職。離職後は長年の夢であったドイツ語習得のために夫の住んでいたチロルで学校に通いながら日本を行き来する生活を送り、2014年に結婚。本格的にチロルでの生活を始める。現在もドイツ語を勉強中。大自然に囲まれたチロルから日々の暮らしについて紹介していきます。 DISQUS ID @disqus_XRdcbNy7Mz

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