調子が悪いと思ったらまずはお茶!オーストリア流風邪の治し方
ゼアブス!冬真っ只中、寒さもあり体調を崩している方も多いのではないでしょうか。筆者は年末年始と日本へ帰国していましたが、暖冬かと思われていたチロルも最近ではマイナスの日が続いているそうなので戻ってからの体調管理はしっかりせねばと思っているところです。
さて、そこで今回はオーストリアで風邪をひいた時の対処法をご紹介したいと思います。
多くの人達は風邪だと思ったら薬を飲んですぐに熱を下げたり症状を和らげようとするのではないでしょうか。以前の記事で書いたようにオーストリアにももちろん風邪薬はありますが、まずこちらの人達がするのはお茶を飲んで症状に合わせた入浴剤を入れてお風呂に入り、体を温めてゆっくり寝て休むこと。薬で無理矢理解熱させるのではなく自分の免疫力を高めて疲れをとり、体力を回復して治します。
例えばこちらはカモミールの入浴剤。皮膚に効能があるといわれています。この他に風邪用、体を温める効果のあるもの、気分を落ち着かせるもの...などたくさんの種類の入浴剤があります。
そして風邪に欠かせないのがこのお茶。何の花か分かりますか?
これはオーストリアの夏の飲み物としても人気のホルンダー(エルダーフラワー)。我が家では夏に近くの山からジュースを作るために採っていますが、このお花は古くから風邪薬としても使われていたとか。
作り方は簡単で乾燥したホルンダーの花を適量入れてお湯をそそぎおよそ10分置くだけ。蜂蜜を入れれば甘さも加わって飲みやすくもなり体にも更に良さそうですよね。
入浴剤と同様にお茶もお腹、筋肉をほぐす効果、リラックス効果、睡眠効果など様々な症状に合わせたものが売られていて、Korper&Seele(体と心)と書かれたこのお茶にはビタミンCが入っています。
また、風邪の時にお茶と合わせて出されるのがこのラスク。
とても固いので食べにくい時はお茶に浸してから食べるようにと言われました。栄養満点だそうですが、私はとても食べる気にならずお粥やうどんが恋しくなりました...笑
いかがでしたでしょうか。お茶についてはスーパーやドラッグストアでもたくさんの種類が売られているのでこちらに来る機会がありましたら是非試してみてはいかがでしょうか。お土産にもおすすめですよ!
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