筋肉痛になったらこれ!オーストリアの家庭ではお馴染みの薬、ホルツハッカー
ゼアブス!お店や家で見かけて気になっていたこの瓶...。
けっこう印象的なイラストですが、何だと思いますか?筆者は始めは家で見つけた時はお酒と一緒に棚の中にあったのでウォッカだと思っていたのですが、ある日肩こりが酷く湿布はないかと聞いたところ勧められたのがこちらのホルツハッカー。
アルコールに間違いはないですが、メントール、アルニカエキス、カンフルを調合したもので、今でも1923年の創業当時から変わらぬレシピで作られているオーストリアの家庭にはお馴染みの薬だそうです。
効能としては筋肉痛、筋肉のコリ、暑い日や運動をした後のクールダウン、疲労時のリラックス効果、血液循環の促進などが挙げられています。ハイキングやスキーなどで山に登る人が多いオーストリアならではの薬ですね。
そして使い方ですが、まずホルツハッカーを適量手に取り、患部へ塗り少しマッサージ。しばらくすると塗ったところが冷たくなって何ともいい気分。(聞いたところによると冷たくなった後に暖かくなるそうですがその時は感じず...。)試しに片方の肩にだけ塗ってみたのですが、コリが和らぎ軽くなった気がしました。香りもきつくなく、かすかなメントールのニオイがしてリラックス効果があることにも納得です。今より薬も豊富でなく、山での作業が多い環境で暮らしていたであろうチロルの人達には欠かせないものだったのではないでしょうか。
さて、このホルツハッカーは簡単にドラッグストアで買うことが出来ます。値段は約5ユーロから10ユーロ前後でサイズも大、小とあります。
ブログ冒頭に載せた写真は透明の液体でしたが、これは古いタイプで今は誤飲防止のためか上の写真にあるように緑色になっています。瓶に書かれている男の人のイラストも邪悪さが無くなったような...笑
観光で足や肩が痛い、リラックスしたいという時、オーストリアで昔から使われているこのホルツハッカーを試してみては?
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