全乳、低脂肪、オーガニック...そして山羊のミルクも!?オーストリアの牛乳の種類
Servus!今回はオーストリアの牛乳の種類についてご紹介します。我が家では義母がいつもパンやヨーグルト、お菓子作り、またはコーヒーに入れるために牛乳を買っていますが、おつかいを頼まれた時によく「脂肪分○○%の牛乳で」 と言われます。日本でも低脂肪牛乳などがありますが、こちらは脂肪分や牛乳を作った家畜によってそれぞれ名前が違うので普段スーパーで見かける牛乳の違いをまとめてみました。
(脂肪分は商品によって数値に多少違いがあると思います)
・Vollmilch:脂肪分3.5%。(全乳)
同じVollmilchでも右と中央の牛乳はチロルの農家から作られた牛乳で、近所の農家もよく大きなトラックでメーカーに牛乳を出荷しています。そんな農家からは毎日新鮮な牛乳も直接買うことが出来るのが農業の盛んなチロルならではの贅沢。
(※農家から買った場合は加熱処理がされていないためそのまま飲むとお腹を壊すのでお菓子やヨーグルトに使ったり、飲む場合も一旦加熱する必要があります。)
・Leichtmilch(写真右):脂肪分1.5%の低脂肪牛乳。
・Frischmilch(写真左):72~75度で15~30秒加熱処理されたパスチャライズ牛乳。
・Heumilch:牧草だけを食べた牛から作られた牛乳。写真はVollmilchで更にHeumilchという商品。
・Ziegemilh(写真中央):パッケージからも分かるとおり山羊のミルク。筆者は飲んだことがまだありませんが、とても美味しいとか...。山羊のチーズも売られていますが、それも絶品だそうです。(筆者は山羊のチーズもニオイが苦手で食べたことがありません・笑)
・Almmilch(写真左):アルプス産の牛乳。夏の間に放牧していた牛から作られた高品質な牛乳。他の牛乳より小さめのパックで売られています。ストレスなく広い牧草地で過ごした牛からとれた牛乳は栄養価が高くチーズとしても加工されてお店に並びます。
その他牛乳に書かれている単語:
・Fett...脂肪分のこと。牛乳を買う際に気になる場合はFett○%とパッケージに書かれているのでこちらを参考にしてください。
・länger frisch...賞味期限が長めの牛乳。
・Bio milch...オーガニック牛乳
いかかですか?たくさんの種類がありますが、酪農の盛んなオーストリアは牛乳がとても美味しいです。
こちらにいらした際は是非味わってみてくださいね!
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