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2016年10月29日

オーストリアで働いてみて...


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オーストリアで働いてみて...

Servus!先月無事にオーストリアでの仕事に就くことが出来た筆者、今回は1ヶ月こちらで働いてみて分かったことをまとめてみました。
(※会社、職種によってそれぞれ待遇は違うので全てが同じ環境ではないと思います)


有給休暇


こちらの有給休暇は大抵1年で5週間だそうです。ただ連続して休む場合は最長3週間。比較的休みはとりやすいですが、他の同僚と休みがかぶったりしないようなるべく1ヶ月前、急に予定が入った場合も1週間前には申請するよう言われました。
なお、病欠の場合は有給休暇からは引かれません(診断書を提出する必要があります)
また、もし有給休暇中に病欠にあたるトラブルになった場合、その間の有給休暇は消化されません。


ボーナス


日本と同様夏と冬の2回出ます。


交通費


交通費は会社ではなく国から支給されます。ただし月毎ではなく、年末にまとめて申請する形になっています。


過酷労働から社員を守る法律


筆者はフルタイムで8時間働いていますが、オーストリアには労働者を過酷労働から守る法律があり、もし1日の勤務時間が10時間を超えた場合会社は政府に罰金を支払う義務があります。
筆者は試用期間中に時間を間違えて9時間以上働いてしまった日があったのですが、主人からこの期間で10時間超えるというミスで会社に罰金を払わせてしまったら即クビになっていたと言われて上司に報告するまでビクビクしていました...。
(結局そこまで大事にはならず、翌日は余計に働いてしまった1時間分早く帰らされました・笑)

ただ、そういう法律や罰金があるからといってオーストリアでは残業ゼロというわけではなく主人は頻繁に残業をしています。





◆オーストリアで働いて感じたこと◆


勤務時間が終わればさっさと帰る同僚たち :
筆者が働いているのは飲食店。そのため週末、お昼、夜になるととにかく忙しくなります。今の時期有給休暇をとっている同僚が多いため1人で複数の作業を受け持っても人手が足りないほどなのですが、自分の勤務時間が終わったら周りがどんなに忙しくても帰ってしまいます。(時々上司にあと数分!と引き留められている人も見ますが・笑)また、周りもそれが普通なので責められることもありません。初めこそ忙しい中帰ることに罪悪感を抱いていたものの、今は何とも思わず同僚が慌ただしく働いている時に帰る準備をしている自分は周りを思いやる気持ちが薄れてきているなと感じることもあります...。 といっても残っていたら残っていたで働いて2ヶ月ほどの新人なんか帰れと言われるだけなのですが...笑


無理をする、我慢して耐えるのが良い社員というわけではない :
筆者は日本で働いていた時、動けるほどの体調不良なら出社していました。無理をしても働く社員が立派だと思っていたからです。寝込むほどでもないのに休むなんて...と思われることが怖かったというのもあります。 その点こちらでは自分が限界だと感じたら休みやすく、周りもそれが当たり前と思っているので楽だと感じました。


すぐ謝らない :
日本と同様、時々おかしなクレームをつけてくるお客さんもいます(ちなみに最近あったのは料理のソースが多すぎる!でした・笑)。そんな時は上司が対応するのですが、明らかに店側に非が無い時はまずすぐ謝りません。お互い言い合っているところを見てはこれが日本、または対応しているのが自分なら相手の迫力に負けてとりあえず謝っちゃうなと思いながら見ています...。




以上、これまで働いて分かったこと、感じたことをまとめてみましたがいかがでしょうか。
日本より休みやすい環境なのでその点については満足していますが、ドイツ語能力も劣る外国人としてオーストリアで働くのは日本とはまた違ったストレスや不便さも感じます。しかし、オーストリア人や他の国の出身者と共に働くというのはストレスも感じる一方で面白いと思う時もあります。まだまだ新人従業員の筆者ですが、これからこちらで働くことを考えている方、オーストリアの仕事事情について興味のある方に少しでも参考になれば幸いです。



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      Obi
      2010年にオーストリア人の夫と日本で出会い、2011年に東日本大震災によりそれまで働いていた会社を離職。離職後は長年の夢であったドイツ語習得のために夫の住んでいたチロルで学校に通いながら日本を行き来する生活を送り、2014年に結婚。本格的にチロルでの生活を始める。現在もドイツ語を勉強中。大自然に囲まれたチロルから日々の暮らしについて紹介していきます。 DISQUS ID @disqus_XRdcbNy7Mz

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