毎年見てもいまだに慣れない怖すぎるオーストリアのなまはげクランプス
Servus!毎年こちらのブログでもご紹介していますが、今年も見てきました。
12月のニコラウスの日にやって来るオーストリアのなまはげ、クランプス。
彼らはニコラウスのお供で、いい子にプレゼントをくれるニコラウスとは対照的に悪い子を木の枝で叩いて懲らしめる悪魔。そのため、ニコラウスの日が近付いている時期に言うことを聞かない子供へのお決まりのセリフが「クランプスが来るよ!」なのだとか(笑)
さて、そんなクランプスがやって来る夜に筆者も参加してきたのでその時の様子を...。(※この行事はけが人も出るほど激しいので今回の写真は写りが悪いものばかりです!申し訳ありません!)
クランプスは突然来るのではなく、あくまでニコラウスのお供なのではじめはニコラウスが天使と一緒にお祈りします。怖いイベントなのに参加する子どもが多いのはニコラウスがお祈りのあとにくれるプレゼント目的のため。
一応しっかりお祈りしますが参加者の意識はこのあとのクランプス...(笑)
大体10分ほどのお祈りのあとにいよいよクランプスが悪い子を懲らしめにやってきます。ニコラウスの時とは打って変わりおどろおどろしい音楽とスモークも焚かれるなどホラー映画のような演出で悪魔たちを迎えます。
そして突如カウベルの音が聞こえてきたかと思うとスモークの中から大勢のクランプスが!(クランプスはカウベルを背負って飛び跳ねながら歩きます)
カ オ ス 。
オーストリアのなまはげとしばしば紹介されるクランプスですがなまはげが可愛く見えますね...。
これは逆らったためお仕置きされた男性。
クランプスは強いので叩かれても仕返ししようなんて考えてはいけません。
近くで見ると大人でも怖いお面。
しかし彼らは悪魔といっても悪さをするわけではないのです。悪い子をお仕置きするといいますが、実際は何もせず子ども達をほめたり、良い子にするよう言って去っていくだけなので、クランプスが好きな子どもだっています。
子どもに話しかけるクランプス。
このように子どもには優しくする、大人は叩くというのがクランプスです(笑)
いかがですか?クリスマス関連のイベントとは思えませんが、この悪魔の夜に興味がある方はぜひオーストリアで体験してみては?
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