オーストリアのマスク事情。使い捨てより布マスク派多し!?
Servus! ロックダウンが今月中旬に解除され、レストランやホテルも営業再開、来月には国境も開放されるオーストリア。新型コロナウイルスが流行する前の日常が戻ってきましたが、変わったのはお店や公共交通機関利用時はマスク着用が義務になっているのでマスクを着けて歩いている人が増えたところです(気が緩んでマスク着用が必要となる場でも外していたり、間違った着け方をしている人も見かけますが......)。
日本と違いこれまで日常生活においてマスクを着ける文化のなかったオーストリアでははじめの頃はマスクも買えない状況でしたが、今では国内生産も始まったほか、周辺国、そして最大の輸出国である中国からも取り寄せてドラッグストアやスーパーでも簡単に買えるようになりました。
国産マスク。
スイス製マスク。
中国製マスク。
こんなに出回っているならさぞ売れているのだろうと思いますが、町を歩く人を見ると使い捨てマスクより目立つのが布マスクを着けている人が多いということ。例えば民族衣装のお店はディアンドルの生地でマスクを作って売ってもいますが、それに加えて自作する人も多いんです。服の柄や色に合わせてマスクを着けている人を見ていたら筆者も布マスクが欲しくなってきて作ってもらったほど(笑)
その作ってもらったマスクがこちら。
これは穴が空いて使えなくなった布団カバーで作ったマスク。
近所の手芸店で買った白い布マスク。
これも手作り。
鼻と口を覆えばいいので、マスクでなくスカーフで代用する人も多いです。
職場で売っているスカーフ。使い捨てマスクと同じくらいこれも売れています。
このようにマスクになじみがなかった国の人たちがそれぞれが少しでも快適に過ごせるようにいろいろな工夫をして日常生活を送っています。
マスクとの生活はしばらく続きそうなので筆者もこちらの人たちのようにかわいい布マスクを着けて乗り切っていこうと思っています!
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