ちょっととっつきにくい電気事情に関してお話します!

公開日 : 2018年02月26日
最終更新 :
筆者 : みき

モンゴル語と格闘中のみきです!みなさんお元気ですか~?

さて、今回は旅先で困らないための重要ポイントの1つ、電気事情に関して書いていこうと思います!

 モンゴルの電気ですが、電圧は220V、50Hzの交流電源です。まずここで、「電圧...?交流...?」となる方もいらっしゃると思うため(私もはじめわかりませんでした)、説明しようと思います。

【電圧とは】

電圧とは、簡単に言ってしまうと、電気を流そうとする力と思っていただいたらイメージしやすいかなと思います。そのため、電圧が大きければ大きいほど、より多くの電気を流すことができます。これが、モンゴルでは220V、日本では100Vです。そのため、日本の電化製品をそのまま日本よりも電圧の高い国で使ってしまうと、多くの電気が流れてしまうため、壊れてしまうことがあります。一応、パソコンやiphoneは100V~240Vのためそのまま挿し込んでも問題はありませんが、日本のドライヤーやヘアアイロン等はほぼ100Vのため、その物専用の「変圧器」が必要となってきます。一応下にそれぞれの旅行先で使用する電気機器の電圧を記載しますが、使用前にきちんと電圧を確認してから使用してくださいね。(あくまで目安です)

ノートパソコン:100V-240V~ 50Hz/60Hz

ipohohe:100V-240V~ 50Hz/60Hz

デジタルカメラ:100V-240V~ 50Hz/60Hz

ウォークマン:100V-240V~ 50Hz/60Hz

ドライヤー・コテ:100V 50Hz/60Hz(変圧器必要)

【交流とは】

 交流とは電気を流すためのチャンネルみたいなもので、大体どこの国でも50Hzもしくは60Hzとなっているため、基本的には気にしなくても大丈夫です。

【コンセントのプラグの形】

 モンゴルはコンセントのプラグの形状がB、B3、Cタイプと呼ばれるものです。暮らしている感じではCタイプが多い気がします。ちなみに日本はA型です。正直、A型のプラグを挿すことは可能ですが、変換プラグを持っていく方がいいと思います。(そんなに高いものでもないため...)私は、海外旅行には毎回変換プラグと延長コード、三つ又コンセントを持っていきます。ホテルでは、コンセント自体が1つしかない場合も多いため、延長コードや三つ又コンセントを持っていくと、非常に便利です!複数人で旅行に行く場合には必須アイテムといっても過言ではないと思います!

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【変圧器とは】

 「ドライヤーやコテは電圧が対応していないため使用できない」と書きましたが、「それだったら変圧器持っていけばいいの?」と思いますよね?しかし、実は変圧器もたくさんの種類があります。そのため、電力(W)のことも踏まえて説明します。

 まず、電力(W)とは電気が行う仕事の量だと想像してください。スマホだったら、この電力が15W、カメラなら6W、ノートパソコンなら120W(私のノートパソコンは65Wです)と小さいのですが、ドライヤーになると1200Wとなります。ドライヤーの電力はパソコンの10倍です!

 そして、海外に持っていく変圧器はドライヤーに対応していない場合があります。そのため、モンゴルでドライヤーを使用する!となった場合、変圧器の電力(W)がドライヤーに対応するものを選ぶ必要があります。(安い変圧器だと対応できないものもあります)ただし、ドライヤーに対応する変圧器は値段が高く、重量が大きいものが多いですから、いっそのこと海外対応ドライヤーを購入する方が経済的または効率的かもしれません。

さて、電気事情に関して色々書きましたが、何となくでもわかって頂けたら嬉しいです!また、モンゴルのコンセントは挿すときに火花が出たり、コンセント自体がぐらついたりして充電できなかった...等あるのですが、そういう時は、上からコンセントをしっかり押さえるか、別の穴に挿すことをお勧めします!

 カメラやスマホの充電は旅先では必須なため、決して「充電できてなかった!」ということがないよう気を付けてくださいね!

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