今年の火祭り開会式は2月26日
世界中から大勢の観光客が押し寄せる、バレンシアっ子自慢のお祭りLas Fallas。日本語では火祭りと呼ばれていますね。
町角に立つ大小数百ものオブジェを聖ヨセフの日3月19日の夜に一斉に燃やしてしまうことで有名です。
キリストの父親ヨセフは大工だったことから、大工の守護聖人としても崇められてきました。
何百年も前、大工たちがいらない木材などを聖ヨセフの日に燃やしたことがお祭りの起源と言われています。
お祭りのメインは完成したオブジェがお目見えする3月15日からの5日間ですが、今年の開会式は2月26日に行われます。
この日は朝7時半にラ・パス(La Paz)通りから市役所広場にかけて"目覚まし"と呼ばれる爆竹が轟きます。
12時半には聖母(Virgen)広場からレイナ(Reina)広場、サン・ビセンテ(San Vicente)通りを抜けて
市役所広場まで楽隊が練り歩きます。
そして14時には、火祭り名物のひとつであるマスクレターという轟音を響かせる爆竹ショーが。
この爆竹ショーは3月1日から19日まで、時間にルーズなスペインにおいて連日14時きっかりにスタートします。
20時にはセラーノスの塔(Torres de Serranos)で開会宣言! その後は花火が打ち上げられます。
お祭り好きな私はこの時期が来るとウキウキしてきます。ちょうど春の訪れとも重なるんですよね。
これからここでお祭りのプログラムを紹介していきたいと思いますので、お楽しみに^^
筆者
スペイン特派員
田川 敬子
東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。
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