入場無料が嬉しい美術館

公開日 : 2012年10月29日
最終更新 :

バレンシアの青空に映える青い陶器タイルのドームがシンボルのバレンシア美術館には、

14世紀のゴシック期から20世紀までの絵画を中心とした美術品が展示されています。

設立は1837年と古く、1939年のスペイン内戦終了後にもともと聖職者たちの神学校だった

現在の建物に移転してきました。

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世界的に有名な大作はないものの、エル・グレコやゴヤ、ベラスケス、リベラ、ムリージョなどの

スペイン絵画やヴァン・ダイクやボッシュをはじめとする画家のフランドル絵画を観ることができます。

1階の祭壇画コレクションも見応えあり、です。

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見逃してはならないのが、1階にあるバレンシア出身の"光の画家"と呼ばれるホアキン・ソロージャの間。

ここでは19世紀後半から20世紀初めにかけて活躍したソロージャの42の作品を観賞できます。

私のお気に入りはこれ(↓) バレンシアの民族衣装をつけた少年少女が飾りをつけた馬に乗っている絵です。

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そして嬉しいことにここは入場無料! カフェが併設されているので、お茶を飲みに行くだけでもOK。

アート好きの方にはぜひオススメのスポットです。

Museo de Bellas Artes de Valencia

住所: Calle San Pío V, 9 Valencia

電話: 96-387-0300

開館時間: 月11:00~17:00、火~日10:00~19:00

休館日: 1月1日、聖金曜日、12月25日

筆者

スペイン特派員

田川 敬子

東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。

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