1月6日に食べるロスコン・デ・レジェス

公開日 : 2013年01月06日
最終更新 :

約2週間続くスペインのクリスマスも、1月6日の公現祭をもって終わります。

なんでもこの日の夜明け前にラクダに乗った東方の三賢王メルチョール、ガスパール、

バルタサールが、生まれてまだ日の浅いイエス・キリストに贈り物を持ってやって来たのだそうです。 

最近ではサンタクロースが大活躍しているものの、スペインの伝統ではこの三賢王が1月5日の夜に

プレゼントを届けてくれることになっています。

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ロスコン・デ・レジェスは公現祭の時に食べるお菓子。公現祭が近付くと、ケーキ屋さんやスーパーでは

一斉にロスコンを売り出します。大きなドーナツ型のパン生地を王冠を模して宝石のような砂糖漬けの

果物で飾った菓子パンで、プレーンタイプと横半分に切って生クリームやカスタードクリーム、かぼちゃ餡が

入ったものがあります。我が家では、生クリームとチョコ生クリームが半分ずつ入ったロスコンが定番です(^^)

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ロスコンの中には小さな人形と乾燥ソラマメが入っており、人形が当たった人はロスコンについている

王冠をかぶってその日は王様に。ソラマメが当たった人はロスコン代金を持つことになっています。

小さいサイズがないことが難点ですが、この時期しか出回らないものなので、機会があればぜひ

召し上がってみて下さいね。

筆者

スペイン特派員

田川 敬子

東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。

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