バレンシア女性が描くバレンシア女性に惚れました♥
バレンシアをモチーフにした絵がほしいと前から思っていたのですが、なかなか気に入ったもの
(かつ、私が買える値段のもの^^;)が見つかりませんでした。そんな時、たまたま通りがかった
複合施設のウィンドーに気になる絵を発見! バレンシアの民族衣装を着た女性の後ろ姿を
情熱的な明るい色彩で描いた現代画です。通るたびに必ずそのウィンドーを覗いていたら、
ある日そこに飾ってある絵を描いた画家さん本人にバッタリ! 思わず声をかけてしまいました。
<左はセビージャ女性、右は火祭りの献花パレードに参加するバレンシア女性たち>
彼女の名前はホシータ・ボルーダ/Josita Boluda。生まれも育ちもバレンシアで、子供の頃からの
ファジェラ(火祭りグループに所属する女性)です。民族衣装を着たファジェラの絵が多いのは、
ホシータ自身がファジェラだからなんですね。後ろ姿ばかり描く理由は、民族衣装は後ろから見ると
より美しいからだとか。ほかにはバレンシアの守護聖母デサンパラードスや闘牛士、セビージャ女性
などの後ろ姿も描きます。
ちなみに生まれてこの方一度も絵を習ったことはなく、小さな頃から自己流で描き続けているそうです。
先生に付くと、大好きな自分のスタイルが変わりそうで嫌だったとか。何度かコンクールで入賞
したこともあるものの、絵は職業ではなくライフワーク(お陰さまで私でも買える値段なのです^^)。
昨年はアンドラやベニカッシムで個展を開きました。今後の活躍が楽しみです。
ホルヘ・フアン/Jorge Juan通りから複合施設のコロン市場/Mercado de Colonに入った左側に、
ギャラリー代わりのウィンドーがあります。お近くを通ったら、ぜひ覗いてみてください。
筆者
スペイン特派員
田川 敬子
東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。
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