聖週間~復活祭のお菓子

公開日 : 2013年03月29日
最終更新 :

聖週間から復活祭の時期にスペイン中に出回るお菓子と言えば、定番の卵型やうさぎ型のチョコレート。

それ以外には地方色があるようで、バレンシアではモナ・デ・パスクワやパン・ケマードがメジャーです。

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写真の上がパン・ケマード。直訳すると、見ての通り"焦げパン"。ほんのり甘いとても素朴なパンで、

バレンシア郊外のアルベリックという村がパン・ケマードで有名です。

モナ・デ・パスクワ(パスクワ=復活祭)は、ゆで卵か卵型のチョコレートをのせたパン。

カラフルなチョコレートスプレーで飾られたものをよく目にします。これを食べるのは、カタルーニャ州、

バレンシア州、アラゴン州、ムルシア州などスペイン東部の伝統だそうです(但し、同じモナ・デ・

パスクワでも、バルセロナではケーキになります)。

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今日買い物に行ったスーパーで、息子がチョコレート

コーティングされたモナ・デ・パスクワをかごに

入れました。卵型のチョコレートがのっています。

明日の朝ごはんはこれに決定(^^)

ほかに、スペインを代表するこの時期のお菓子として有名なのは、トリーハス。

フレンチ・トーストのスペインバージョンですが、私の住む町では見かけません。

聖週間や復活祭中にスペインを旅行される方は、この時期ならではのお菓子をお楽しみくださいね。

筆者

スペイン特派員

田川 敬子

東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。

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