日本スペイン交流400周年を記念したファジャも灰に・・・

公開日 : 2014年03月22日
最終更新 :

3月19日の夜、バレンシアでは770のファジャ(火祭り最終日に燃やす可燃性のオブジェ)が灰になりました。

金額にすると、670万ユーロ相当があっという間に消えた計算になるとか。現在のレートで考えると、

なんと9億円超え!!

毎年アジアンテイストなファジャはいくつか見かけますが、今回は日本スペイン交流400周年記念事業に

正式に登録されたものが2つありました。

1つは子供の部のファジャで、アニメのキャラクターや日本食、日本文化に関するものがふんだんに

ちりばめられていて、とてもかわいかったです。マドリーの日本大使館の方も着物姿の娘さんを連れて

見にいらしたそうで、その様子が先日ご紹介した火祭りアーティストのラモンさんのブログに出ていました。

バレンシアの民族衣装を着た女の子たちの中に、着物姿の日本人の女の子がいる様子がとても

微笑ましいですね。

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もう1つは、祇園祭の鉾からインスピレーションを得たというファジャ。まわりにはサムライや闘牛士、

なぜかマジンガーZのニノット(人形)もありました。このマジンガーZは評判がよく、燃やすのは忍びない

ということで、ここの火祭りグループ内で永久保存することになったそうですよ。

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このように火祭りというバレンシアの伝統的なお祭りを通して、日本を意識してもらえることは嬉しいですね。

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女の子がいるこんなのも見かけました(手前の橋の上)。

バレンシアの民族衣装を着た男の子と愛を語らっている風で

かわいかったので、良しとしましょうか(^^)ランキングに参加しています。 

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筆者

スペイン特派員

田川 敬子

東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。

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