クリスマス菓子の村ヒホーナのトゥロン市

公開日 : 2014年12月10日
最終更新 :

スペインにクリスマスケーキは存在しませんが、クリスマスの時期に食べるお菓子はあれこれあります。

その中でももっともポピュラーなものが、トゥロンというアーモンド菓子です。トゥロン・デ・アリカンテと

呼ばれるアーモンドが丸ごと入ったハードタイプと、トゥロン・デ・ヒホーナと呼ばれるアーモンドプールを

使ったソフトタイプが王道で、ほかにもチョコレートタイプなど種類はさまざま。

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トゥロンの産地として有名なのは、アーモンド栽培がさかんなバレンシア州のアリカンテ県北部にある

ヒホーナという小さな町。大手メーカー以外にも小さな町工場が何軒もあります。この町では毎年12月

最初の連休に合わせてトゥロン市が開かれます。我が家からは車で1時間ほどの距離なので、

散歩がてらに覗きに行ってきました。

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町役場のあるメインストリートの両脇に、トゥロンをはじめ、ポルボロン、マサパンなどのクリスマス菓子を

売る屋台が並び、大勢の人で賑わっていました。試食をさせてもらえるので、買ってみたけど口に

合わないということは避けられますね。

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<町にある工場の直売店にも買い物客が訪れていました>

田舎の小さな町のイベントでしたが、ローカル感いっぱいで私はとても気に入りました。

ある屋台の若い夫婦が「売っているものは全部この町で作られたものだし、もちろん私たちも

この町出身よ」とニッコリ話してくれたことが印象的。来年も行こう!

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筆者

スペイン特派員

田川 敬子

東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。

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