お土産にいかが? 旧市街にあるクリスマス菓子専門店

公開日 : 2017年12月09日
最終更新 :

もうすぐクリスマスですね。バレンシアの旧市街もあちこちでイルミネーションがまたたき、大勢の人で賑わっています。

スペインにはクリスマスケーキを食べる習慣はなく、クリスマスを代表するお菓子はトゥロンとポルボロンです。ポルボロンはセビージャ県エステパが生産地として有名ですが、トゥロンはアリカンテ県のヒホーナ。

旧市街のサンタ・カタリナの塔の傍らには、ヒホーナで16世紀と同じレシピで作られているトゥロンを売る、創業1890年のお店Turrones Ramos(トゥロネス・ラモス)があります。

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トゥロンはアーモンドとハチミツ、砂糖、卵白が原料の板状のお菓子で、アーモンドの粒が丸ごと入ったカチカチに固いタイプ(トゥロン・ドゥロ、またはトゥロン・デ・アリカンテ)とアーモンドを挽いた柔らかなタイプ(トゥロン・ブランド、またはトゥロン・デ・ヒホーナ)が主流。ほかにも卵黄を使ったもの、ココナツを使ったものなどがあります。ここのトゥロンには、アーモンドの中でも特に良質なマルコナ種を使っているとのこと。

Turrones Ramosでは、各種トゥロンのほかにもヒホーナでつくられるクリスマス菓子をいろいろと取り扱っています。日本へのお土産に、スペインの伝統的なクリスマス菓子はいかがでしょうか?

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Turrones RAMOS

所在地:Calle Sombrería 11, Valencia

営業時間:10:00~14:00、17:00~20:00(日祝定休、土曜は午前のみ)

12月1日から1月5日までは12月25日と1月1日を除き、9:00~15:00、16:00~21:00

筆者

スペイン特派員

田川 敬子

東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。

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