今年の火祭りの女王&お姫さまはこのふたり!!

公開日 : 2018年02月25日
最終更新 :

日本で"スペイン三大祭り"のひとつに数えられているバレンシアの火祭り(スペインでは三大祭りというような括りはありません。みんなおらが町のお祭りがNo.1だと思っていますから(^_-)-☆)。町中に飾られた張り子のオブジェを3月19日聖ヨセフの日の夜に一斉に燃やすことで知られています。それまでまだ1か月近くあるのですが、バレンシアには既に火祭りのにおいが漂ってきました。

3月1日から毎日午後2時に爆竹ショーが催される市庁舎前では、既に広場が封鎖され金網で囲われた爆竹打ち上げ場所に変身していました(第1回の爆竹ショーは2月25日、以降3月1日から19日まで連日開催)。

DSC_0313.jpg

そして2月の最終日曜日、すなわち本日は、夜8時に2018年度の火祭りのスタートを宣言する式典Cridaがセラーノスの塔で開かれます。毎年とても混雑するのでまだ行ったことがないのですが、一度は見たいと思っています。Cridaに先駆けて、市内中心部では朝7時40分に"目覚まし"と呼ばれる爆竹が鳴り、12時には楽団のパレード、午後2時には市役所広場で爆竹ショーがあります。

さてさて、毎年秋になると翌年のfallera Mayor(ファジェラ・マジョール)と呼ばれる火祭りの女王とfallera mayor infantilと呼ばれるお姫さまが選出されます。これはとても名誉なことで、一面に大きく掲載する新聞もあるほどです。その後2人は1年に渡り火祭りの広告塔として活躍します。先日、さるイベントに表敬訪問に来ていた女王とお姫さまに遭遇。このブログに載せたいと言ったら喜んで写真撮影に応じてくれましたよ。

DSC_0309.jpg
DSC_0304.jpg

女王のロシオ・ヒルさんは26歳で、弁護士を目指してマスター課程で勉強をしているそうです。お姫さまは10歳のダニエラ・ゴメスちゃんです。連日の爆竹ショーにも欠かさず参加しますので、火祭りにいらっしゃる方はどこかで見かけるかもしれないですね。

機会があれば、このスペインで最も豪華と言われるバレンシアの民族衣装についてもお話ししたいと思います。

筆者

スペイン特派員

田川 敬子

東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。