ただいまジャカランダが真っ盛り
バレンシアでは今、ジャカランダ(スペイン語:jacaranda ハカランダ)が紫色の美しい花を咲かせています。毎年ここでお知らせしているのは、私はこの花が大好きで、ぜひバレンシアにご滞在中の、もしくはこれからいらっしゃる皆さまに見て頂きたいからなんです。
南米原産の花で、日本では紫雲木(しうんぼく)なんてステキな名前でも呼ばれているそうです。世界の三大花木のひとつに数えられることもあるそうですが、あとのふたつはなんでしょうね? 桜? そういえばジャカランダは南国の桜とも言われると聞いたことがあります。これはハワイで春先に咲くからなのだとか。日本では宮崎の日南に約1000本が群生しており、ジャカランダ祭りも開かれています。ほかには熱海や東京の夢の島でも見られるようです。もともと熱帯や亜熱帯のものなので日本の気候にはなかなか合わないのか、まだまだメジャーではありませんね。
ジャカランダとひとくちに言っても、いくつもの品種があります。前述の日南の写真をネットで探してみたら枝に葉と花が混在しているようですが、ここバレンシアで見かけるのは桜のように落葉した状態で花だけ咲く種が多く、いっそう美しさが映えます。
さて、ではバレンシアのどこに行けば見られるのか。トゥリア公園にもぽつぽつ咲いていますが、私のオススメはビベロス庭園(正式名称はJardines del Realですが、Viverosと呼ばれています)です。ちょうどブラスコ・イバンニェス通りが庭園に突き当たるあたりにある門から入ると、何本ものジャカランダがあります。地図⇒ https://goo.gl/maps/3YVS58EjzDm52ajd8
5月末から6月初旬にバレンシアにお越しの方は、ぜひ美しいジャカランダの花を愛でてくださいね。
筆者
スペイン特派員
田川 敬子
東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。
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