町がクリスマス色になってきました

公開日 : 2021年11月30日
最終更新 :

今年2021年は、10月下旬にはスーパーにクリスマス菓子コーナーがお目見えし驚きましたが、あれから1ヵ月が過ぎ、クリスマスまでもう1ヵ月弱。町もだんだんとクリスマス色が濃くなってきました。

冬の夜の冷たい空気を頬に感じながらクリスマスのイルミネーションを見て歩くのが楽しい時期です。

バレンシアでおなじみのクリスマススポットを紹介しましょう(写真はすべて2020年のクリスマスのものです)。

市役所広場の真ん中にはツリーが飾られ、アンティークでフォトジェニックなカルーセルが設置されます。市庁舎や中央郵便局ももライトアップされるので、雰囲気は抜群です。去年はコロナ対策で設置されなかった仮設スケートリンクも今年は復活。今年はツリーの代わりに大きな球体の飾りが出るそうで、今から楽しみです。

karuseru.jpg

大聖堂の入口に面したレイーナ広場には毎年等身大のベレンが出ます(ベレン:キリスト生誕シーンを人形で表したもの)。またツリーも飾られていましたが、現在は大規模な改修中です。

Christmas.jpg

コロン市場にも大きなツリーとベレンが飾られます。通路ではクリスマス用品のマーケットが出たり、クリスマスコンサートが開かれたりと雰囲気は抜群。クリスマス時期に一度は訪れたいスポットです。

colon.jpg

市役所広場とレイーナ広場を結ぶサン・ビセンテ・マルティル通り(Calle San Vicente Martir)やレイーナ広場とグロリエタ庭園を結ぶラ・パス通り(Calle La Paz)のイルミネーションもきれいです。

Christmas-2020.jpg

ここにあげたスポットはすべて中心部なので、一晩でまわることができます。コロナ禍が落ち着き、海外旅行ができるようになった暁には、ぜひクリスマス色のバレンシアをお訪ねください。

今年はコロナ禍で迎える2回目のクリスマス。昨年はクリスマス時期に対コロナ規制が緩和されたこともあり感染者数が増え、私の住む町はクリスマス休暇明けにロックダウンになりました。現時点でスペインは少ない感染者数を保っています。日本に比べると多いものの、イギリスやドイツに比べると格段にいい状況です。が、今日ちょうど新しい変異株オミクロン株の急拡大により、日本は外国人の新規入国を禁止することを発表しました。クリスマス本番の時にスペインがどんな状況になっているかが心配です。

写真提供:バレンシア市観光局 ©TVCB, Valencia. Todos los derechos reservados. www.visitvalencia.com

筆者

スペイン特派員

田川 敬子

東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。