バルセロナで窃盗被害が急増中!!

公開日 : 2022年08月30日
最終更新 :

日本入国時のPCR検査が9月7日から免除されることが発表され、スペイン旅行を考えている方もおいでかと思いますが、バルセロナに行かれる方はちょっと注意が必要です。バルセロナの総領事館から、バルセロナで窃盗被害が急増中という注意喚起メールが届きました。ここで原文のままお知らせいたします。

DSC_0538.jpg

=======================================

・バルセロナにおける窃盗被害が急増しています。邦人被害も多数報告されています。

・スリ・置引き等の発生状況と対策についてお知らせします。

 1 スリ・置引き等の発生状況

(1)スペイン内務省より発表された、スペイン国内での刑法犯発生状況(2022年第2四半期)によると、2022年1月から6月までにバルセロナで発生したスリや置引き等の窃盗事件(窃盗のうち、ひったくり、強盗など暴力を伴うものを除く)の発生件数は、前年比+51.2%増となっており、国内全体の増加率(+44.6%)、首都マドリッド(+35.5%)よりも高い増加率を示しています。

(2)邦人の窃盗被害も多数報告されています。多くがスリ・置引きの形態であり、特にカフェやレストラン等の飲食店や空港内で多く発生しています。

2 被害に遭わないために

(1)スリ対策

バッグは斜めがけして身体の前に提げる、ウエストポーチ等も身体の前に向けるなど、知らぬ間にバッグの中に手を入れられたり、ファスナーを開けられたりすることの無いような対策を講じてください。

(2)置引き対策

カフェやレストランでは、注文をする間の席取り、トイレ等へ立つ場合の短時間でも、椅子やテーブルの上に荷物を置いておくことは絶対にしないでください。また、食事中や空港カウンターのチェックイン時など、足元に荷物を置いておいたところ気づいたら盗まれていたという例も多数報告されています。手荷物は、常に目の届くところ、とっさに手の届くところに置きましょう。最近、特にレンタカーを借りて荷物をトランクに入れている時や、タイヤがパンクしているとして言い寄ってきた者と車のタイヤを確認している隙に、何者かに座席に置いた貴重品を盗まれる事案が増えています。車をとめる際には周囲に注意して、車外で作業する場合も貴重品は常に身につけておくようにしてください。

3 その他

スリ等は、高級ホテルやブランド店等から出てくる人を対象として狙っている場合があります。ホテルや店からついてくる怪しい者や、エスカレーター、ナイトクラブ等で不自然に身体を密着させてくる者がいる場合は特に注意し、いったん立ち止まってやり過ごす、街頭にいる警察官のそばに立ち、しばらく相手の動向を見るなどしてください。

=======================================

窃盗被害はよく注意してればある程度は防げるものです。バルセロナに限らずこういった被害はありますので、どうぞご注意くださいね。

筆者

スペイン特派員

田川 敬子

東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。