まだ食べられる!バレンシアのイースター(復活祭)の甘いパン

公開日 : 2018年04月10日
最終更新 :
筆者 : 盛 千夏

「地球の歩き方」ブログ読者の皆さんこんにちは。

スペイン・バレンシア在住のスペイン留学エージェント、盛 千夏です。

今日は春になりイースター(スペイン語でセマナ・サンタ、復活祭)が近づいてくるとバレンシアでよく見かける甘いパン、パン・ケマド(Pan Quemado)とトルタ・デ・パサス・イ・ヌエセス(Torta de Pasas y Nueces)の紹介です!

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イースターは毎年日付の変わる移動祝祭日ですが必ず週末にかけてのお休みとなり、ヨーロッパ全土で春のバカンスシーズンになります。スペインではあまり美しく絵付けされたイースター・エッグは見かけませんが、この時期に食べる料理は地方色強め。お隣の県に行っただけなのに、まったく違ったものを食べたりします。

私の住むバレンシアでは、モナ・デ・パスクア(Mona de Pascual、カタルーニャからムルシア当たりの地中海沿岸で食べるよう)、細いサラミのようなロンガニサ・デ・パスクア(Longaniza de Pascua)そしてパン・ケマド(Pan Quemado)やトルタ・デ・パサス・イ・ヌエセス(Torta de Pasas y Nueces)がイースター時期の食べ物として認識されています。

この中で私が必ずイースター時期に食べるのが、パン・ケマドとトルタ・デ・パサス・イ・ヌエセス。

パン・ケマドはふわふわの丸いパンで見た目よりもたくさん食べられてしまいます。軽い食感で甘さも控えめなので朝食にぴったりです。

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トルタ・デ・パサス・イ・ヌエセスは、もっちりしたパン生地にパサス(レーズン)とヌエセス(クルミ)がちりばめられています。こちらも生地自体の甘さは控えめですが、レーズンの甘さとクルミのカリカリ感がよいアクセントになっています。

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通年売っているパン屋もありますが、イースター時期にはお気に入りのパン屋のものやスーパーで購入したものを食べ比べするのもお勧め! カフェやバルでもこの時期はこれらの甘いパンを朝食に提供しているところもあります。

きっちりイースター期間だけではなく、暖かくなってくると店頭に並ぶので、イースター後もまだまだ食べることが出来ます。バレンシア旅行中に見かけたら是非お試し下さい。通年で売っていて、私がご贔屓にしているお店はこちらです↓中心部ではありませんが、バレンシアCFの本拠地メスタージャからすぐです。

「HORNO ARAGÓN」

住所:Calle de Antonio Suárez, 40, 46021 Valencia

電話:963932800

筆者

スペイン特派員

盛 千夏

1999年にバレンシアで留学をスタートし、その後バルセロナで就職&居住許可ゲット。

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