【イタリア】中世の町ポッピ:見ごたえのあるお城「Castello dei Conti Guidi」
「地球の歩き方」ブログ読者の皆さんこんにちは。
スペイン・バレンシア在住の無料スペイン留学エージェント 、盛 千夏です。
8月のイタリア・トスカーナ旅行では、イタリア人の友達の故郷の町ポッピ(Poppi)も訪れました。
往時は重要な町だったらしく、城壁に囲まれた素敵な旧市街があります。ポッピのみどころはなんと行っても町の一番高いところに位置する、グィディ伯爵の城「Castello dei Conti Guidi」(カステロ・ディ・コンティ・グイディ)。グィディ家は約400年に渡ってカゼンティーノの領主として君臨したそうです。
フィレンツェにあるヴェッキオ宮殿の原型になったと言われるポッピのお城は、城内は吹き抜けとなっていて、石造りの階段は壁にそってぐるりと配置されています。
ベルサイユ宮殿のような華やかさはありませんが、とても興味深い作りです。
お城は各時代きちんと修繕を行っていたようで、13世紀に建築されたにも関わらず、保存状態が状態はとても良いそうです。
ジョットの弟子タッデオ・ガッディ作と言われる貴重なフレスコ画や、図書館には中世の写本など貴重な書簡保管されています。
お城の一番上は、鐘つき堂です。ここまで階段で登ることもでき、カゼンティーノの風景を堪能することができます。ただし今でも30分ごとに鐘を鳴らすのでその時間はさけたほうが無難です。
その他、場内にはカゼンティーノ地方のウール産業についての展示や、「カンパルディーノの戦い」の模型なども展示されています。
トスカーナ旅行中にポッピの近くを通ったらぜひ訪れてみて下さい!
ポッピのお城:「Castello dei Conti Guidi」
住所:Piazza della Repubblica, 1, 52014 Poppi AR, ITALY
Google Maps:https://goo.gl/maps/fAZEhe3sz7u
WEBサイト:http://www.buonconte.com/
筆者
スペイン特派員
盛 千夏
1999年にバレンシアで留学をスタートし、その後バルセロナで就職&居住許可ゲット。
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