第20回 日本語スピーチコンテスト at UBC

公開日 : 2008年03月02日
最終更新 :
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3月1日(土)、UBC(University of British Columbia) で、「第20回 日本語スピーチコンテスト」が行われると言う事で、朝から見学に行ってきました。

これは日本語を母国語としない日本語を勉強している人達を対象に毎年行われる、日本語学習の成果を発表するコンテストで、今年は UBC の Asian Centre で開催されました。

実はこれってカナダの全ての州ごとに行われるのですが、最終的に各カテゴリ(グレード、レベル)ごとに、第3位まで審査され、それぞれの 1位は、今度アルバータ州で、再度スピーチコンテストを行い、カナダ全体で日本語を競うというかなりビックなイベントなのです。

前から興味はあったものの、実際に行くのは初めて。

まぁ、カナダに来て日本語のスピーチなんて聞けると思ってなかったし・・。

しかも、どんな人達が参加しているのかかなり興味津々。

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参加者は主に BC 州内の高校生や、UBC、SFU などの大学生などで、今回の参加者は 34人!!意外に多い!

しかも、参加者を見ると、高校生の方は 90%くらいのほとんどが韓国人。しかも女の子が多い。

しかし、ほんっとに尊敬するわぁ〜。高校生なのにこんな人前で、しかも勉強中の日本語でスピーチなんてっ!

自分はきっと母国語の日本語ですら人前でスピーチなんて絶対出来ないし ;;

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審査員は、UBC の日本語先生やその他、民間の日本語教室の先生とかその他数人。

そしてまず、午前中は、高校生のビギナー部門からスタート。

タイトルは、「私たちが生きるいみ」、「カンボジアでならったこと」・・・などなど真面目な話題。

しかも、みんなほとんど前を見て原稿なんてほとんど見ていない。

途中で原稿を忘れちゃったのか、止まっちゃった子とかもいたけど、まぁこんな人前でスピーチするんだからしょうがない!

その後の、高校生中級部門では、韓国の男の子がかなりうまかった。マジでちょっと感動。

そして、午後は大学生の初級〜中級〜上級だったのだが、ちょっと用事があり、中級から見始めた。

さすが大学生。というほど高校生と比べてスピーキングには大きな差は無かったものの、多分読んでいる内容のレベルが高かったんだろう。そして、この辺になると、ちょっとは国籍の割合が少し広がったような気がしたが、やはり圧倒的に韓国人、中国人が多かった。白人は確か 2人くらいだったかな??まぁこんなもんだ。うん。

また、タイトルも上級になるにつれて、面白いものが増えてきた。「マクドナルドから見る国際化」、「急成長オタク産業」、「ニート 〜 批判より尊重を 〜」・・・などなど。

オタクの話題を取上げている人が 3人もいたのがちょっと意外だった。「電車男」の効果なのか・・

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何か今回みんなの(特に高校生)スピーチを聞いてて感じた事は、みんなそれぞれ、医者、弁護士、また外交官になるなど、しっかりと夢を持っていて、それに向かってみんな努力しているということだった。

うう〜。素晴らしい!!

と言う事で、今日はかなり楽しい一日になりました。

来年も是非行きたい!!

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