No Pants Skytrain Ride 2013
今年も開催された!バンクーバーで4年前から開催しているイベント「No Pants Skytrain Ride」。
一見「何それ?」と思わせるタイトルのこのイベントは、2002年にアメリカのニューヨークで少人数からスタートしたもので、毎年各国・都市に広がり、現在では 25ヶ国 60都市で開催されている。
このイベントは、「Improv Everywhere」というフラッシュ・モブ団体により企画・発動されていて、他にも「黒のネクタイを付けて海に飛び込む」「車のセキュリティ・アラームを一斉に鳴らす」「ホームセンターでいきなりスローモーション」などなど、100を超えるミッションを達成している。
バンクーバーでは数年前から「Vancouver Improv Everywhere」という名前で活動を続けていて、「スカイトレインでダンス」「みんなで Gangnam Style を踊る」「ヒゲを付けてスカイトレインに乗る」などなど既に数多くのミッションを実現している。
ちなみにこの"improv"とは "improvisation (即興、アドリブ)"の略で、公共の場でその都度希望者を集めて意味なく、面白いこと、みんなが驚くことを実行することを目的としている。日本のドッキリカメラに近いものを一般市民が公共の場でやっているようなものと言えば分かりやすいかもしれない。
それで今回行われた「No Pants Skytrain Ride」の内容はというと・・・。
通常の格好でバックパックと切符を用意してスカイトレインの「Broadway 駅」で集合し、みんなで指定のスカイトレインに乗車。スカイトレインが動き出したら、一斉に着ているズボンやスカートを脱ぎ、脱いだものを持っているバックパック(またはカバンなど)に入れ、その後は席に座って本を読んだりして普段通りを装うというもの。
その後、スカイトレインは「Waterfront 駅」まで行き、空港とダウンタウンを結ぶカナダラインに乗り換え「City Centre 駅」で下車し、パンツ一丁で一度外に出て、「Granville 駅」から「Metrotown 駅」まで行き、出発地点まで戻って来て終了という流れ。
今年は 100人以上の参加者と、テレビや雑誌社など多くのメディア関連の人たちが集合し、車内はギューギュー状態、ズボンを脱ぐのも、また写真やビデオ撮影も困難な状況の中でイベントはスタートした。日本人の参加者、見学者も去年に比べるとかなり多かったように見えた。
去年と比べても確実に増えているイベント参加者。ホームにもかなりの人数が集まってワーワー騒いでいる状態だったため、事前に対策をしないとホームから人が落ちるなどいつか人身事故が起こりそうなのでみなさん気をつけましょう・・・。
Vancouver Improv Everywhere
facebook ページ「Vancouver Improv Anywhere」
facebook グループ「Vancouver Improv Anywhere」
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