バンクーバーの冬のファッションは何が必要?
こんにちは。バンクーバー特派員のみやなおです。
前の記事で書きましたが、バンクーバーの冬は、東海岸に比べてはそれほど厳しくありません。冬は東京よりも少し寒くなる程度にしかなりません。-40℃程になるのはロッキー山脈から東側、もしくはバンクーバーよりもずっと北側です。
バンクーバーに冬場に旅行でいらっしゃる場合、または、長期滞在をなさる場合、「日本から何を持ってきたらいいの?」と思われることも多いと思います。
そこで、「バンクーバーに在住する筆者が、冬の間、どんな格好をしているのか?」ということを書いてみたいと思います。
私のファッション、自分の写真をあまり持っていませんが、こんな格好をしていることが多いです⬇️。
この写真じゃ、あまり詳細がわかりませんねー。白のダウンジャケットの下には、セーターとパンツ、それにブーツを履いています。ね、東京の冬の格好で全然大丈夫ですよ。
1)服装は基本的にダウンジャケットかロングコートが必須
コートはとりあえず、今日本で着ていらっしゃるものを持って行かれれば、充分使えます。それでも寒いのであれば、現地でもう1枚購入したらそれで大丈夫でしょう。
防寒コートと言えばカナダグース が有名ですが、現地で探せば、カナダグース以外にも、安くて十分暖かいコートが見つかると思います。TNAやスポーツブランドのColumbiaなどは、比較的値段が安く手に入りますよ。
⬇️、これって、まさかのNFLのパトリオットのクォーターバッグのトム・ブラディじゃないですか!? ボストンのプルデンシャル・センターにあるカナダ・グースのお店に現れたのか?(街を歩いていて、トム・ブラディが隣にいたら、びっくりしますよね、笑)。 この"カナダグース"インスタグラム・アカウントに、「なぜ、ボストンにいる日本人が、カナダグースばかり着ているんだ?"って書いてありましたけどね、笑。
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私の場合は、自他共に認めるユニクロ愛好者!(ユニクロからコミッションが欲しいくらい、笑)なので、自然とユニクロのものが多くなっています、笑。
ユニクロのダウンジャケットを過去に何着か購入して、それをこちらで着ています。 冬場はライトダウンジャケットでなく、レギュラーのダウンジャケットくらいの分厚さが嬉しいです。丈はショートよりも、膝くらいまであるロングを選びましょう。
雨が多いのでボード用の防水のジャケットは、かなり役に立ちますよ!
(2)セーター等
厚手のセーターはとても役立ちますが、私自身、あまり厚手のセーターは、ゴロゴロするのが嫌いで着ていません。ジャケットの下は、案外薄着です。(バンクーバー住民は、「シロクマの毛穴を持っている」と私は思うのですが、寒さに強いと思います、笑。重ね着はそれなりにしている人もいますが、セントラルヒーティングがありますから、建物の中はほどほど暖かいです)。
長袖の薄手のトレーナー、もしくはTシャツで十分です。だから冬物の服より、春夏用の服をたくさん持っていかれるといいですよ。外から室内に入っての温度調整は、ジャケットを脱ぐだけで済む方が動きやすいと思います。
冬服(特に防寒服)の購入をお考えの場合は、現地調達をお勧めします。もちろん、ユニクロ・GU等でリーズナブルなお値段で日本で購入されて、バンクーバーまで持ってこられてもいいのですが。質・デザイン等、ある程度気になさらないのであれば、現地で調達した方が良いと思います。特に、長期滞在の場合は、服は現地で調達する方が楽です。
こちらのブランドとしては、H&M(エイチ・アンド・エム)、ZARA(ザラ)、GAP(ギャップ)・バナナ・リパブリック・エディバウワー等もあります。サイズ的には、日本人体型には少々大きめで、袖・裾が長かったりしますが、冬場にざっくりと着るセーターなどなら、それほど、ざっくり感も気になりません。
(3)冬場にスカートは履いたことがない
カナダに限らず、アメリカで暮らしていた時も、冬場にスカートを履いたことはありませんでした。
もともと北米の女性は、日本に比べるとスカートを履く頻度が少なめ。基本、ジーンズやヨガパンツ、もしくは、レギンス一枚姿です。「レギンス+スカート」というコーディネートも、あまり見かけません。
オフィスではスカートを履いている女性はいました。あとはパーティなどで着用するくらいでしょうか。でもそれは、スカートというより、ドレスだと思います。
ただでさえスカート人口が少ない北米ですが、冬の間はさらにスカートは見かけなくなります。防寒ができて、動きやすいとなるとジーンズ・パンツに限ります。
(4)フリース・ヒートテックは役に立つ
フリース・ヒートテックは高いのでユニクロでの購入をお勧めします。フリースに関しては、デザイン・サイズも微妙だったりするので、日本から持っていかれることをお勧めします。
ヒートテックは必需品。タートルやレギンス等、1枚着用するだけで、暖かさは相当変わります。私は冬の間は、首元は開けないようにしていて、Tシャツよりもタートル派です。首の周りには、ストールかマフラーは欠かせません。
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(5)ヒールはあまり見ない&足首は出さない
カナダでは、冬の間はヒールは超危険!雪の日には滑り止めがしっかり効いて、しかも、マイナス気温にも対応したスノーブーツが必須です。「-30度対応」などの表記があるスノーブーツを購入しましょう!スノーブーツだと、SORELやPAJAR などのブランドが人気ですよ。筆者はPAJARを数セット持っています。
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バンクーバーは雪はあまり降りませんので、スノーブーツは必須だとは思いませんが、UGGなどのムートンブーツを履いている人が多いです。ムートンでなくても、私はビーガンのフラットなブーツ(フェイク・レザー=動物の犠牲がないもの)を愛用しています。
(6)ニット帽子&手袋&タイツ
ニットの帽子・耳あては有ったら良いです。雪が少ないバンクーバーなので、毎日着用するということではありませんが。もちろん、こちらでも買えます。手袋、あたたかい靴下&タイツは必需品です。フードがついているジャケットも、フードをかぱっと被ると、雨降りや寒い日には防寒になります。
個人的にオススメなのはヒートテックのレギンズ。タイツより全然暖かいし、ジーンズの下にはいてどうせ誰もみないしで、重宝しています。タイツも毛糸の帽子も現地で調達できますが、デザインは日本のように凝ったものやらファンシーなものは少ないでしょう。どちらかというと実用的なものが多いです。
View this post on Instagram A post shared by UNIQLO ユニクロ (@uniqlo) on Dec 24, 2018 at 1:01am PST
まとめ
どちらにしろ、最初からあれもこれも持っていこうとするのはお勧めしません。結局無駄になる事も多いし、余計なものを溜めていると、引越しやらいざ帰国、という時に非常に面倒です。個人の経験として、アメリカ・ボストンにスーツケース1つで行ったのに、帰ってくる時には家財道具も含めてトラック1台分はあった(汗)。物は驚くほど増えていきますから、余計なものはなるべく増やさないようにしましょう。
必要最低限以外のものは、現地調達するくらいに考えておいたらいいと思います。
こちらでは、セカンドハンドショップで一枚1ドルでシャツやセーター、小物もいいものが手に入ります。
帰国時も気楽に人にあげたりガレージセールしたりして身軽に帰国する、または、引越しをすることができますよ。
バンクーバーの冬は、それほど恐れることはありません! 日本(東京)の冬を乗り切るようなファッションで、十分やっていけます!
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