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イタリア/ベネチア特派員ブログ パドゥーラ恵

イタリア・ベネチア特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


みなさん、こんにちは! パドゥーラ恵です。
ベネチアを代表する工芸品といえばベネチアングラスです。日本のテレビでも紹介されているので知っている方も多いはず。ベネチアングラスは、ベネチア本島から北東のムラーノ島で作られています。


ベネチアングラスといえばとてもカラフルなこと。また、吹き付けの技術により薄いガラスでできたグラスやお皿があります。アクセサリー類も多く、ペンダントトップやイヤリング、ピアス、ネックレス、キーホルダーなど。ネックレスは大ぶりなものからアジア人が好みそうな小ぶりなものまで種類は豊富です。また、インテリアとしても有名です。ひと昔前は、ベネチアングラスのシャンデリアを取り付けていた家も多かったそうです。


12月に入るとムラーノ島のガラス工房や販売店ではクリスマスメルカティーノ(クリスマスマーケット)を開催し、お買い得価格で販売します。今日はムラーノ島に詳しい友達を誘って行って来ました。
ちなみにベネチアングラスは地元の人からはムラーノグラスと言われています。お土産屋さんにて、「MURANO GLASS」「MADE IN MURANO」と記載があったら、正真正銘のムラーノグラス(ベネチアングラス)と思ってください。ここでは分かりやすくベネチアングラスと統一して書きます。


ムラーノ島へは、ヴァポレットで行きます。

① サンタルチア鉄道駅前のFERROVIA(フェロヴィア)から3番線で、MURANO COLONNA(ムラーノコロンナ)と MURANO FARRO(ムラーノファロ)に直行便で約20分。各駅に止まる4.2番線に乗ると約2倍の時間がかかります。

② リアルト橋方面のFONDAMENTE NOVE(フォンダメンテノーベ)から4.1番線または、4.2番線でMURANO COLONNA まで約10分。

③ リアルト橋方面のFONDAMENTE NOVE から12番線、13番線で、MURANO FARRO まで約10分。

※MURANO COLONNAとMURANO FARROは徒歩で10分程度離れています。
私はFONDAMENTE NOVEから4.1番線でMURANO COLONNAの路線を利用しました。

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COLONNAを降りるとすぐに、ベネチアングラスの販売店が所狭しと並んでいます。

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例えば販売店で購入したものは日本への配送、免税書類記入も各販売店でやってくれますので、重たいベネチアングラスを買いたいけど、どうしよう......と悩む必要はありません。そしてガラスを扱うので配送に関しても割れないように丁寧に梱包してくれます。
お土産屋さんのウィンドーを覗いてみると、お部屋のアクセントになる置物としてのベネチアングラス、小さいものや大きいもの、縦長のもの、金魚や動物を形をしたもの。見ているだけでも楽しいですよね。

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さて私は友達に連れられ、掘り出し物を目指して、クリアマスメルカートをやっているところへ行って来ました。

1軒目のシモーネ社(simone cenedese )の裏口から入ります。
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大ぶりのインテリア系のものが中心。小ぶり、大ぶりの壺(お花をいれる、いれないは別として)がおおよそ通常価格の半額以下!


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こちらは正規値段で販売しているショールーム。

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2軒目はガラスを作っている工房です。(Fornasotta )看板が秋にやっていたガラスウィークのまま(笑)

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ちょうど制作中だったので写真を撮らせてもらいました。外は小雨で肌寒い中、工房は窯が並んでいるので暑かった。

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3軒目はベネチアンガラスの鏡を作っている工房です。(Barbini )

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通常は個人販売はしていないので、店という雰囲気はゼロ。「50年前におじいちゃんが作った鏡はこれ」「僕たちのガラス細工の技術は今年表彰されたんだ」とお兄さんが自慢げに説明してくれました。

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4軒目はエルコレモレッティ社へ。(ErcoleMoretti )ホームページも日本語があり、日本にアクセサリー等が輸出され販売されているそうです。これはアンティークのネックレス。まるで真珠ですよね。

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もちろんガラスですが真珠のネックレスが流行る前までは、ガラスを真珠に見立てて作っていたそうです(現在はもう制作されていないもの)。

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この薄いガラスで、さまざまな大きさの皿が並んでいます。日本では醤油皿くらいの小さなお皿は、通常60ユーロ位でお土産屋さんで販売されているもの。ここでは25ユーロ~でした。写真では見えにくいですが、箸置きもありました。

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また、一部小さな美術館のような、過去の作品類の紹介部屋になっていました。先住民の写真で表されているように、1900年初めの土地売買の際、お金の代わりにベネチアングラスのネックレスと土地を交換していたそうです。それほどベネチアングラスは高級品だったんですね。

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掘り出し物やアンティーク品を求めて、また普段入ることができない工房にも行けてとても有意義な一日でした。
ムラーノ島のクリスマスマーケットは、店によりますがおおよそ12月22日まで。クリスマス25日から年明けまでほとんどのガラス工房はお休みになりますが、お土産屋さんは通常営業しています。


2019年12月16日

みなさん、こんにちは! パドゥーラ恵です。
ベネチアの高潮情報について何度かブログにて皆様にお伝えしておりましたが、ここ最近は何もなかったように落ち着いております。ご安心ください。

12月に入り、あっという間に年末年始の準備の慌ただしさの中ですが、ちょっとひと息。おいしいコーヒー屋さんがあると聞いたので行って来ました。
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Torrefazione cannaregio(トーレファジオネ カナレッジョ)というお店です。
簡単にお店があるエリアをざっと説明すると、サンマルコ広場があるのがサンマルコ地区、リアルト橋付近はサンポーロ地区、サンタルチア鉄道駅付近でベネチアの玄関口といえるエリアがカナレッジョ地区です。このカナレッジョ地区にTorrefazione cannaregio(トーレファジオネ カナレッジョ)があります。

1930年代から専門職人によるコーヒー焙煎会社として営業し、原料のこだわりを世代から世代へと受け継がれ現在に至ります。CaféRemerというのが、このお店の代表するコーヒーで、アラビカ種ほか8種類のコーヒー豆を組み合わせて焙煎するため、低濃度のカフェインとほのかな甘みがあるそうです。

イタリアのグルメガイドの代表、ガンベロロッソでも紹介されているだけあり、店内に入ると何種類ものコーヒー豆が陳列していて、コーヒー専門店とすぐ分かりますよ。
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ガンベロロッソで紹介されている一文ですが、「一日のあらゆるシーンに適した飲み物と食べ物のサービスを展開していますが、特にコーヒー豆の焙煎にはこだわっている」そうです。店内奥にある秘密の部屋に特別な焙煎機があり、トレーニングを重ねたバリスタが毎日丁寧に焙煎、香り豊かなコーヒーが飲めるんだそう。
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そして、イタリアのコーヒーといえばエスプレッソですが、ここでは日本人におなじみのフィルターコーヒーも常時あります。ちなみに夏時期はアメリカンアイスコーヒーもメニューに登場するそうです。
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そして、コーヒーと是非一緒に食べたいケーキやクッキーも毎日日替わりで手作り。
イタリアの朝食の定番クロワッサンとカプチーノを食べるのもいいですよね。
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店内はゆっくりとした座るスペースもあります。
また、恒例のトイレチェックですが、とても清潔にしてあり広々としていました。
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美味しいコーヒーが飲みたい! おいしいフィルターコーヒーが飲みたい! という方におすすめです。一歩店内に入ると、イタリアのバールとは違った雰囲気で、コーヒー専門店とすぐわかりますよ。


住所 Fondamenta Ormesini - Cannaregio, 2804

電話 +39 041 716371

営業時間 月曜日~土曜日 7:00~19:00 日曜日9:00~18:00

http://www.torrefazionecannaregio.it/


2019年12月10日

みなさん、こんにちは!パドゥーラ恵です。
11月12日(月)の夜10時半過ぎに高潮が187㎝となり、その後数回にわたり140㎝越えの高潮でベネチアの街全体で大きな被害を受けました。この地球の歩き方のブログを通じて、続報を何度か発信する度に反響が大きく、個別に問い合わせを頂きました。

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この時期ベネチアへ旅行に来る方から(数か月前から旅行日程はすでに決まっており、飛行機やホテル等、日程変更が出来ないので)色々質問を頂きました。皆さんの心配されている様子がうかがえました。例えば・・・
・ベネチア滞在予定の期間、高潮の心配はあるかどうか?
・自分の宿泊予定のホテル辺りは浸水しているか?
・ブランドショップ、その近辺の店は開いているか?
・○○美術館はやっているか?
・まだ浸水したままか?
などです。

ここ数日はベネチアの高潮(アクアアルタ)は’とても’落ち着いています。例年通りだそうです。時々午前中に2時間程、10センチ未満の高潮がサンマルコ広場の一部や、運河沿い、ヴァポレット乗り場付近に見られたりしますので、この付近を通る方には、やはり長靴があった方が無難ですが、浸水が起きやすい場所には仮設の通路でpasserelleという足場が設置されますので、長靴が無くてもヴァポレットに乗る際には濡れずに行けます。

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前回も載せましたが、高潮の数位を知るには、コムネ(市役所)のホームページにて、約一週間分の数位を知ることが出来ます。https://www.comune.venezia.it/it

また、携帯アプリ「High Tide Venice - Hi!Tide」でも危険度を色分けしてお知らせしたり、各場所ごとの数位を見る事が出来ますのでとても便利です。
https://play.google.com/store/apps/details?id=venice.amphitrite&hl=en_US

在ミラノ日本国総領事館でも高潮情報を日本語解説付きで載せています。とても分かりやすいと思います。
https://www.milano.it.emb-japan.go.jp/files/000538941.pdf


主要美術館や博物館は通常に営業していますが、Casa di Carlo Goldoni、Ca’Pesaroはまだ再開が延長されました。
https://www.visitmuve.it/it/ufficio-stampa/

そして、オペラ会場のテアトロフェニーチェ(il Teatro La Fenice)では、11月24日からオペラ「ドン・カルロ」の上演が予定通り始まりました。

サンマルコ広場からすぐ近いサリタ・サン・モイゼ通り、ヴァラレッゾ通り、3月22日通りが、主にブランドショップが並ぶ通りです。この日は(11/27天気曇り)午前中サンマルコ近くまで行ったので、このあたりを通ってみました。いくつかの店舗は浸水によって閉店したままで再オープンに向けて工事中でした。恐らくここも電気系統の工事のように見えました。

この日は午前中10時に110㎝で中度の高潮でした。
サンマルコ広場は110㎝だと全体に少し浸水。目安として大人の長靴だと足首の下付近まで。
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サリタ・サン・モイゼ通りはこの日は一部ほんの少しだけ水で濡れている所がありましたが、12日の高潮の影響で、閉店したままのお店が数件ありました。
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3月22日通りはほぼ問題ありません。ショップもほとんど通常営業。
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※11月27日現在、目視での情報です。各店舗再オープンに向けて作業していると思うので、この店舗情報は日々変わっています。ご了承願います。

(閉まっていた所)
versace,サンマルコに近い方のGucci, Dolce Gappana, Omega, Armani,

(開いていた所)
Farconeri,Burberry,Gucci(3月22日通り), Chanel,Ferragamo, carpisa,Saint
Laurent,Tods, Carrire, Jimmy choo, Lui viton, Hugo boss,Zara,

ゴンドラは朝から相変わらずの人気です!!
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また、主婦の私にとっては大事なスーパー情報ですが、冷蔵庫の修理が終わってやっと一つのスーパーですべてのお買い物ができるようになりました!

先ほども書いたように、12月に入り高潮はとても落ち着いています。12月第一週は最高が85㎝程度。ですので、一番低い地点のサンマルコ広場もほぼ問題ないでしょう。クリスマスシーズンも到来!ブログを通じてこの時期ベネチア旅行で来る皆さんのお役に少しでもたてますように!!


2019年12月 2日
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2019年11月14日
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  • 特派員プロフィール
  • ベネチア特派員

    ベネチア特派員
    パドゥーラ恵
    大学教授の秘書として長年勤めていた中、イタリア旅行で現在の夫と出会い、遠距離恋愛の末2013年渡伊。夫の転勤に伴いローマ、コルティーナダンペッゾ、シリチア、ナポリ、そして2019年8月よりベネチア在住。超高齢出産を乗り越え43歳で長男を出産。旅行好き、食べ歩き好き、おしゃべり好きを武器に現地のママ友とも交流を深め、母親ライフを日々奮闘中。現地サポートや各種問い合わせはこちらまでご連絡下さい。 DISQUS ID @disqus_q67AmJEJLu

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