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イタリア/ベネチア特派員ブログ パドゥーラ恵

イタリア・ベネチア特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

みなさん、こんにちは。パドゥーラ恵です。
しばらくぶりの更新になります。
他の明るい話題を提供したいと思っていましたが、残念ながらイタリアではコロナウィルス第二波が来て、10月上旬までは、ヨーロッパの中では優等生組とも言われていたものの、あっという間に感染者数が増えてしまいました。


累積感染者数 616,595人(昨日より26,829人増)

死亡者数    38,122人(昨日より217人増)

回復者数  279,282人  

※2020年10月29日(木)の数値

イタリア全土で自宅待機、引きこもり生活をしていた頃の3月の最高感染者数が約6,500人、10月1日は新規感染者数が2,500人、昨日、10月29日の26,000人以上の感染者数は数字だけ見るととても多く、10月だけでなんと10倍の感染者数になってしまいました。


今回は、ミラノを中心とするロンバルディア州、ナポリを中心とするカンパーニャ州、ローマを中心とするラツィオ州が感染者の多くを出しています。


それでも、日常生活に必要なスーパー、薬局での買い物などはまだ通常通り。私達もマスクの着用、手洗いや消毒ジェルを頻繁にすることにも慣れてきました。


7月、8月はイタリア人が国内での夏のバカンスを過ごし、感染者数も100人~200人単位で推移していたので、このまま徐々に収まるのではと皆が期待していた矢先、10月に入って爆発的に感染者が増えました。でも、以前と違って検査を受けている人が15万人以上/1日、そして感染者も無症状の若者も多いため、再度都市ロックダウンせず、新たな首相令が発表されました。


<10月26日から適応される新たな首相令>


・幼児園、小、中学校は引き続き実施。
・公園含む屋外でのスポーツは許可。
・高校、大学は75%オンライン授業に切り替え。
・スポーツジム、プール、温泉、スパの営業停止。
・ディスコ、劇場、映画館、コンサート(屋外含)の営業禁止。
・レストラン、バール、ジェラート屋の営業は5時~18時のみ。
  最大着席4人まで。
  宅配サービスは夜間OK。
  ホテル内のレストランの夜の営業は宿泊者のみサービス可能。
・海外からイタリアに入国する場合の申請義務は3月から同様、PRC検査、2週間の隔離措置、私的な交通手段のみの利用。

ベネチア市内も夏のバカンスシーズンには、ヨーロッパ近郊の外国人(フランスやドイツなど車でイタリア入国できる人々)がベネチアに来ておりましたが、例年に比べるととても少なく、閉まったままの店舗も多かったです。
そして今回の第二波、ベネチアはさらに静かになっております。


逆に賑やかなのは、ここはベネチアGIUSTINIANの前。
検査を受ける若者が門の前でまっています。
学校は閉鎖されていませんが、クラスの中でだれか一人でも感染者が出るとクラス全員が検査をしなくてはなりません。勿論、クラスの誰かの親や兄弟から感染者が出たとしても同様です。クラスターから関わる全ての人が検査を受けなければいけません。

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親としては、子供が咳一つしても心配になります。この時期はインフルエンザの予防接種の時期でお年寄り、子供から優先に接種を受けられます。これで、コロナウィルスに感染しないという事ではありません。ですが、やっておいた方が良いという事で、早速予約をしました。同じ事を考えている親が殆どなので、これも主治医からの連絡待ちです。

イタリアでは恐らく今週更に大きな動きがあるかも知れません。
イタリアにいる国民皆がマスクの着用、手洗い、消毒ジェルの使用、必要以上の外出を控えるなど、ちょっとした事で感染者数を減らす事が出来ると信じています。


そして早くこの状況が改善され、イタリアだけでなく、世界中のコロナウィルスが終息するのを祈っています。

イタリア国内、他の国のコロナウィルスについての詳細は下記でも参照下さい。

在イタリア日本国大使館
https://www.it.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/



2020年10月31日

皆さん、こんにちは! パドゥーラ恵です。
引き続き新型コロナウイルスについてお伝えしたいと思います。感染者が北イタリアを中心に増え続け、イタリア国内感染者累計が2万6000人を超えてしまいました。

累積感染者数 2万6062名 (昨日より2989名増)

死亡 2503名 (昨日より345名増)

治癒した者 2941名(昨日より192名増)
  
※2020年3月17日(金)17:00の数値


◆2020年3月14日から長距離列車等のダイヤを削減

〈長距離列車〉
3月14日~3月25日、各方面少なくとも1往復確保することとし、その間フレッチャは22本、レジョナーレ・ベローチェは20本、イタロは14本、インターシティは32本を運行する。

〈長距離(州間)バス〉
3月14日~3月25日、ダイヤを削減しつつ全面的な運休にならないよう、インフラ運輸省の事前認可とすることにより最低限の運行を保証する。

〈サルデーニャ島との海路・空路〉
3月14日~3月25日、海路による旅客輸送は一時停止し貨物輸送のみとする。空路による輸送はカリアリ空港とローマ・フィウミチーノ空港間のみとする。

〈夜行列車〉
3月14日の夜から,夜行列車を運休する。

イタリアにおける利用可能な主な交通手段についてはこちらを参考にしてください。
https://www.it.emb-japan.go.jp/pdf/covid_19_traffico.pdf

イタリアに対して各国が取っている措置についての情報はこちらを参考にしてください。(大使館作成)
https://www.it.emb-japan.go.jp/pdf/covid_19_viaggiare_sicuri.pdf


◆今後イタリアに入国する全ての人へ(イタリア運輸相、保険相の発表より)***

外国からイタリアに入国する者(仕事上の理由で72時間以内の滞在となる者は除外)は14日間の自己隔離を義務付ける旨の省令に署名しました。本政令は3月17日~3月25日まで有効。

イタリアに入国する全ての人は,何ら症状がなかったとしても,地域を管轄する保健所に対し,イタリアに入国したことを通報するとともに,健康観察下におかれ,14日間の自己隔離を行う義務を負います。そして,Covid-19ウイルスの症状を発症した場合には,専用電話番号を通じて,速やかに地域保健所に通報する義務を負います。

ただし,証明可能な業務上の必要性があってイタリアに入国し,滞在が72時間を超えない人には(必要に応じて48時間の延長が認められる),上記の規定の適用は除外されます。

詳細は以下のページをご参照下さい。
https://www.it.emb-japan.go.jp/itpr_ja/covid_19_DM0307.html
***

さて、ベネチアには静けさと教会の鐘の音が響くなかで、人々はおもに食料品などの買い物と、薬局などの必要不可欠以外の外出は控えています。
いつもはゴンドラや水上タクシーが行き交う運河ですが、ヴァポレットのみの運行。
運河の色が澄み切っていました。

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スーパーへの入場は1m間隔のルールを守ってきちんと並んでいます。

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いたるところに貼りつけている”ANDRA’TUTTO BENE”直訳すると”うまくいくさ”。
この状況がきっと改善されるという期待と希望を虹の絵を一緒に表現しています。
わが家でも作成しました!

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そして早くこの状況が改善され、イタリアだけでなく世界中の新型コロナウイルスが終息するのを祈っています。

イタリア国内、ほかの国の新型コロナウイルスについての詳細は下記も参照ください。

在イタリア日本国大使館
https://www.it.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/


2020年3月18日

皆さん、こんにちは! パドゥーラ恵です。
引き続き新型コロナウイルスについてお伝えしたいと思います。感染者が北イタリアを中心に増え続け、イタリア国内感染者累計が1万7000名を超えてしまいました。
今や、イタリア全土がレベル3のレッドゾーンになってしまいました。

累積感染者数 1万7660名

死亡 1266名

治癒した者 1439名  

※2020年3月13日(金)17:00の数値

   


2020年3月12日から生活必需品の販売店、薬局、スーパーマーケットを除くすべての小売り販売活動の休止を決定しました。
3月11日首相令(概要日本語訳)
公共交通機関、銀行・郵便・金融・保険サービスなど、生活に不可欠な公共サービスは継続されます。
数日前までは、レストランやバールも18時までの営業で開いていましたが、これも禁止になってしまい、デリバリーのみの営業です。

公共交通機関は継続してやっていますが、仕事や健康上の理由に限って利用できるものの基本的に外出禁止です。外出する際は、「自己宣誓書」に記載して常に持参しないといけません。

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また、イタリアに観光を理由とした移動は避けなければならなりません。すでに滞在している人は、自宅や居住地に戻るために最低限の利用をしなければならない、と首相令でいっているように、日本人を含めたイタリアに観光などで滞在中の外国人はすぐ帰ってくださいといっています。

そして3月12日夜に、運輸省はイタリア国内の空港オペレーションを継続する空港を以下とすると決定しました。(2020年3月25日まで有効) 

 アンコーナ(マルケ州)
 バーリ(プーリア州)
 ボローニャ(エミリア=ロマーニャ州)
 カリアリ(サルデーニャ州)
 カターニャ(シチリア州)
 ジェノバ(リグーリア州)
 ラメツィア・テルメ(カラブリア州)
 ランペドゥーサ(シチリア州)
 ミラノ・マルペンサ(ロンバルディア州)
 ナポリ・カポディキーノ(カンパニア州)
 パレルモ(シチリア州)
 パンテッレリーア(シチリア州)
 ペスカーラ(アブルッツォ州)
 ピサ(トスカーナ州)
 ローマ・フィウミチーノ(ラツィオ州)(当館注:3月17日からローマ・フィウミチーノ空港ターミナル1を閉鎖し,ターミナル3へ集約)
 トリノ(ピエモンテ州)
 ヴェネチア・テッセラ(ヴェネト州)
 ローマ・チャンピーノ(ラツィオ州)(政府専用機便、臓器輸送、防災庁の保有する航空機(canadair)、緊急事態対応に限って利用される。)

これ以外の空港は基本的に3月25日までは利用できません。ベネチアの空港も継続する空港の中に入っていますが、各空港含めフライトスケジュールはキャンセルされたり大きく変わっています。ベネチアの近くのトレヴィーゾ空港も14日以降は閉鎖されます。

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(3月初旬のベネチア空港)


ベネチアでは100以上のホテルがすでに一時閉鎖しており、観光客はゼロです。
もちろん住人はいますので、スーパーや薬局は開いていますが、ここはベネチア? 1ヵ月前はベネチアカーニバルでたくさんの人であふれていたのに……不思議で残念でなりません。

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ですが、ひとつ小さな朗報があります。ナポリの病院ですでに存在する関節リウマチなどの治療に使用する薬を新型コロナウイルス感染者に投与したところ、改善の兆しがみえるとのことでした。6名の患者のうち1名は自分で呼吸するまでに改善したとのことで、今、とても注目されています。
引用記事はこちらです。
https://www.ilmessaggero.it/salute/ricerca/coronavirus_farmaco_napoli_anti_artrite_news_ultime_notizie_oggi_11_marzo_2020-5105167.html(イタリア語)

イタリアのミュージシャンや有名人らは、#IORESTOACASA(私は家にいます)といって、歌手は自宅キッチンでライブをYou Tubeに流したり、「感染しないようにみんな今は家にいよう」とツイッターやフェイスブックでアピールしたりしています。

ソーシャルネットワークを使って、集合住宅のエリアでは「〇月〇日○時にみんなベランダに出て歌おう」「屋上でヨガしよう」など……
1mルールを守ろうと、作品をつくるオジサンもあっぱれです!!

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保育園の息子にも先生から宿題がメールで来ました。ぬり絵や動物や虫、果物などの絵合わせなどですがとても助かります。自宅にほとんどいるので、ここ数日はメレンダ(おやつ)は子供と手作り。そしてこの機会にひらがなや日本語もたくさん勉強させちゃおうと企んでいます。


テクノロジーを使ったり、この状況でもいろいろなことを考え、乗り切るんだというイタリア人の国民性!!! そして早くこの状況が改善され、イタリアだけでなく、世界中の新型コロナウイルスが終息するのを祈っています。


イタリア国内、ほかの国の新型コロナウイルスについての詳細は、外務省海外安全ホームページも参照ください。


2020年3月14日
2020年3月10日
2020年3月 9日
2020年3月 5日
2020年3月 1日
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  • 特派員プロフィール
  • ベネチア特派員

    ベネチア特派員
    パドゥーラ恵
    大学教授の秘書として長年勤めていた中、イタリア旅行で現在の夫と出会い、遠距離恋愛の末2013年渡伊。夫の転勤に伴いローマ、コルティーナダンペッゾ、シリチア、ナポリ、そして2019年8月よりベネチア在住。超高齢出産を乗り越え43歳で長男を出産。旅行好き、食べ歩き好き、おしゃべり好きを武器に現地のママ友とも交流を深め、母親ライフを日々奮闘中。現地サポートや各種問い合わせはこちらまでご連絡下さい。 DISQUS ID @disqus_q67AmJEJLu

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