シェーンブルンの世界最古の動物園
ウィーンで動物園なんてって誰もが思うでしょうね。しかし世界最古の1752年の創立、シェーンブルン宮殿に隣接し、マリア・テレジアと夫君ロートリンゲン公が創始者と聞いたらいかがでしょうか。もちろん当時は動物園といっても12個の動物小屋が並んでいるだけの規模だったのですが。
目玉はなんといってもパンダ。よく動くし、間近で見られるし、日本ほどの人ごみはないし。というわけでパンダとじっくりご対面ができます。しかも入り口からすぐの場所にあるという潔さがいいですね。規模もほどよいし、ペンギンの餌付けなどのイベントも開催されていて、大人でも十分楽しめます。
園内はテレジアンイエローに統一され、シェーンブルン宮殿や庭園も木陰から見えます。1759年の東屋は当時のまま保存され、現在はカフェとして使われているので歴史が好きな方にもお勧めです。ちょっと普段着に近いウィーンを楽しむにはちょうどよいと思います。
最寄り駅はU4のHietzing。Schönbrunnのひとつ先になります。もちろん宮殿の見学の後、庭園を抜けていくこともできます。Hietzingの街はリング周辺とはまた違っ雰囲気です。ウィーンの中でも高級住宅街として知られているのですが、緑が豊かでゆったりとした感じです。あわせて楽しみたいですね。
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