フィルムフェスティバル〜気軽に音楽を楽しもう!〜

公開日 : 2007年07月22日
最終更新 :
ウィーン市庁舎.jpg

でも今日ご紹介するのはもっと気軽に音楽を楽しめる夏のイベントです。

その名はフィルムフェスティバル。名前だけ聞くと映画祭?と思いますが、実は全然違ってオペラやバレエ、クラシックのコンサートを市庁舎前の野外スクリーンで上映しながら気軽に音楽を楽しもうというイベントです。スクリーンの前にはちゃんと座席が用意されているので立ち見ではありません、ご心配なく。うれしいことに入場無料です。

このイベント実は夏の風物詩と言ってもよく、市民の間でも非常に人気があるのです。その秘密の一つは広場の前に並ぶ各国料理の屋台。オーストリア料理だけでなくイタリア、スペイン、ギリシャなどのヨーロッパ料理。さらにアメリカやブラジル料理。そして中華、インド、日本などのアジア料理まで大集合。ということでスクリーンそっちのけのお祭り状態も繰り広げられています。もちろん音楽は聞こえてくるのでそれなりに文化度は高い気もしますが、あまり聞いていないような・・・。

この屋台、大体メインで7〜8ユーロ前後。ビールやワイン、夏らしいフルーツの浮かんだカクテルなどを頼むとひとり11〜12ユーロくらいでしょうか。レストランで食べるよりは少し安いかもしれません。当然上演は夜日が落ちてからなのですがこの屋台は昼も営業しています。夜は座席を探すのも困難な状態になりますが、昼はそうでもないので観光の途中のちょっとした休憩や昼食にもお勧めです。

さて、フィルムフェスティバルですが9月2日まで続きます。この先のメジャーな演目を挙げてみると、フィガロの結婚(7月28日、9月2日)、トラビアータ(8月2日)、子供のための魔笛(8月15日、小澤征爾指揮)、2007年ウィーンフィルニューイヤーコンサート(7月31日)などがあります(プログラム一覧はこちらから)。

気軽に音楽を楽しめるウィーンらしいイベントですね。

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