デュルンシュタイン〜ヴァッハウ渓谷の小さな村〜
中でもいちばんのお勧めはデュルンシュタイン(Durnstein)という小さな村。町のメインストリート、ハウプト通り(Hauptstr)を10分も歩けば村から出てしまうような小さな村ですが、中世の香りが色濃く残っている素敵な村です。
例えばメルク(Melk)からドナウの遊覧船に乗ったときにはクレムス(Krems)の手前のデュルンシュタインで降りるのがお勧め。ひとつはクレムスの船着場から駅までが遠いこと、そして何よりもこの村を楽しんでもらいたいから。
村の名物パン屋さんシュミードル(Schmidl・ハウプト通り沿い)はヴァッハウアー(Wachauer)という小さな丸いパンで有名。この村のレストランで食事をするとほとんどこのパンが出てくるほど。ウィーンのレストランにも送られているし、遠く東京のオーストリア大使館にも冷凍で送られているとか。皮はパリッと中はホクホク、値段も安いし(1個45セント)ぜひ試してください。
名産のあんずを使ったリキュールやジャムもお勧め。手作りのジャムを試食させてくれるお店もたくさんあります。
村を一歩出るとブドウ畑が広がっています。ドナウの景観を楽しむのならシュロスホテル・デュルンシュタインの先の広場がお勧め。テラスからはドナウと対岸の村がきれいに見えます。逆にデュルンシュタインの村を一望できるのは対岸から。実は村を降りてドナウの岸辺に行くと対岸への渡し舟が出ています(春から秋)。この渡し舟に乗れば水色の塔が印象的なデュルンシュタインの村とブドウ畑がきれいに見えるんですよ。
ウィーンからはクレムスまで約1時間、そこからローカル線に乗って約10分。半日ほどのんびり過ごしたり、一泊してドナウの景色を楽しんだりしたい、かわいらしい小さな村です。
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