シュトゥルム始めました

公開日 : 2007年09月10日
最終更新 :
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夏にブドウが収穫されるとまず発酵前のぶどうジュース、モスト(Most)ができます。これをしばらく寝かすとシュトゥルム、さらに発酵が進んで糖分がなくなるとホイリゲ(Heurige)と呼ばれる新酒になります。というわけでシュトゥルムやモストはこの時期でないと絶対に味わうことのできない飲み物なのです。

レストランではおおよそ1杯2〜2.5ユーロ前後でしょうか。ワイングラスではなくちょっと小ぶりの取っ手の付いたグラスで飲むのがオーストリア流。この飲み方はシュトゥルムだけではなく気軽に飲めるワインに共通です。定番ではないのでメニューには載っていないのですが、壁やテーブルの上にSturmと書かれていると思います。

実はこのシュトゥルム、スーパーでも買うことができます。ペットボトルや大きめの(1〜2リットル)の瓶に入って売られています先日買った1.5リットルペットボトルは発酵途中のため、炭酸が抜けることができるよう緩めに栓がされています。したがって絶対に横にしてはイケマセン!また残念ながら飛行機に入れて持ち込むことも無理。気圧の関係で大変なことになってしまいます。

シュトゥルムは白が主流ですが赤もあります。そしてオーストリアだけでなく、イタリアやドイツでも楽しむことができます。ドイツでは白く濁った様子から「白い羽」フェーダーヴァイサー(Federweisser)と呼ばれています。

秋の風物詩をぜひお試しを!

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