コウノトリとワインの町ルスト
あるかわいらしい町です。ルネッサンスやバロック時代の
建物が残るパステルカラーの町。町自体はとても小さくてマルクト広場と
メインストリートが一本。1時間もあれば十分に見学できてしまいます。
この町はコウノトリが子育てをする町として知られています。4月頃に
飛来してきたコウノトリはここで卵を産み、子供を育てて8月中旬に南アフリカ
へと子供を連れて飛んでいくのです。最初は本当にコウノトリなんているのかな、
いても探すのは大変なのではないかと思っていたのですが心配ご無用、
あっちの屋根にもこっちの屋根にもたくさん!結局3回もコウノトリを見に
ルストに出掛けてしまいました。
子供たちもかなり大きくなってそろそろ旅立ちの時も近そうですので
コウノトリを見るならば早めに出かけたほうがよさそうです。
町の中心に建つ教会の党に登ると町が一望できてコウノトリの巣も
とてもよく見えます。
もうひとつこの町を有名にしているのはワイン。ノイジードラー湖周辺は
オーストリア有数のワインの産地。ちょっとがんばって町の外へ出てみると
一面のブドウ畑が広がっています。マルクト広場にはたくさんホイリゲが
並んでいて、気に入ったらその場で買うことも出来ます。ボトル一本5ユーロ
程度からととってもリーズナブル。
ルストは鉄道の駅から離れていてアクセスはあまりよくないのですが
日に数本ウィーンSüdtiroler Platz(地下鉄U1)から直行のポストバス(Mörbisch行き)
が出ています。所用は1時間45分。午前発の9時55分発(11時44分着)と
11時55分発(13時44分着)が利用しやすい。ウィーンへの戻りは昼間の便が
ないので夕方の便となり17時50分ルスト発(19時35分着)。
最終は20時9分発(21時50分着)。
のどかな田園風景を楽しみながらのバスの旅もお勧めですよ。
写真1枚目 6月29日撮影
写真2枚目 7月14日撮影
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