リンクの路面電車の路線変更について

公開日 : 2008年12月20日
最終更新 :
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いままで観光でウィーンを訪れるとまず乗ってみたいトラムと言えばリンクをぐるっと一周できるトラム1番(時計回り)と2番(反時計回り)がお決まりのコースでしたが、この1番2番の路線変更に伴い現在ではトラムに乗ったままリンクをぐるりと一周することはできません。

(トラムを乗り換えれば一周することも可能です)

リンクの外側を走っている既存の路線と統合する形で1番や2番がリンクの外へ向かっても走るようになったので今までのように環状にぐるっと回ると思っているとリンクを飛び出して別の場所へ行ってしまいますので気を付けてくださいね。

1番は旧N路線と65番と統合になり、リンク南側は旧65番のStefan-Fadinger-Platz(シュテファンファディンガープラッツ)からOpernring(オペラ座前)そこからリンクの西側をくるりとSchwedenplatz(シュヴェーデンプラッツ)までまわってから旧N路線へ入ってPrater Hauptallee(プラターハウプトアレー)までを往復します。

2番はリンク西側の旧J路線Ottakring / Erdbrustgasse(オタックリング)まで行けるようになりRathaus(市庁舎横)からリンク南側を約半周してSchwedenplatz(シュヴェーデンプラッツ)からリンク外の旧N路線Friedrich-Engels-Platz(フリードリッヒエンゲルスプラッツ)までの往復になります。

1番2番ともリンク沿いの見所オペラ座−王宮−美術史美術館−国会議事堂−市庁舎まではどちらも往復していますが1番(反時計回りの場合)はオペラ座を過ぎてから、2番(時計回りの場合)は国会議事堂を過ぎてからリンクの外へ向かいますからお気をつけて。

またヨハンシュトラウス像のある市立公園や応用美術館、郵便貯金局の前を通るのはトラム2番のみになります。

その他リンクを通過するトラムでSuedbahnhof(南駅)からホイリゲやベートーベンの散歩道のあるNussdorf(ヌッスドルフ)方面へ行くD路線は変更なく引き続き走っているのでベルヴェデーレ宮殿−オペラ座−市庁舎間の移動にももちろん使えます。

詳しくはWIENER LINIENの路線情報サイトで路線図を見ることができます。

赤い停留所マークが路面電車ですので丸の部分を押して見たい路線番号を選べば路線図を見ることができますよ。

と、いうわけでリンクを一周するトラムは現在はなくなってしまったのですが『ウィーンに行ったらトラムに乗ったままリンクを一周するのが夢だったのに〜!』という人もご安心ください。

来春に旅行者向けの観光トラムとして現行の1番と同じ路線(時計回りにぐるり)を走る特別な路面電車が登場する予定です!

ただし観光トラムとしての復活なので料金は通常の24時間券などとは別に必要になってくると思いますので、詳しい情報が分かりましたらまた追ってお知らせしようと思っています。

ともあれ、リンクの移動の際には少しだけ気を付けてくださいね!

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