どうにも止まらない!グラーツ珍道中3

公開日 : 2010年05月07日
最終更新 :

先の2回のレポートではまだまだ全容をお伝えできなかったグラーツ。

その魅力も今回の"グラーツ探訪レポート 第3弾"でいよいよ佳境に差し掛かります!

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このまま上手い具合に進めば、メインストリートのヘレンガッセ(Herrengasse/左写真)に行きつけるかもしれません。両脇にはこれまた意外にお洒落なブランド物を集めたセレクトショップが立ち並び始め(そしてセールまでしている!)、小さな町にしては珍しい4つ星ホテルも目にしました。

セレクトショップの品揃えが可愛くて気に入ったので、次回来た時の参考にしようと、窓越しに写真を撮り、メモを執っていたら、背後で警官2名がこちらを訝しげに見据えていました。

この日は綺麗めを心掛けた出で立ちだったのに、まさか盗人かどこぞの国のコピー商人とでも間違えられたというのでしょうか???

仮初めにもグラーツ振興に尽力しようとしている私に対してあるまじき行為、無礼千万と言わざるを得ません!

折角上がっていたテンションとグラーツへの評価が一気に急降下した瞬間でした。

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坂を下りきった所に小さな広場があり、この日はイースターの市が立って賑わいを見せていました。

ウィーンのシェーンブルン宮殿にて開催のイースター・マーケットで見かけた、芸術的で繊細な細工のエッグに比べ、田舎臭さを肯んじ得ない素朴なデザインが心を癒してくれます。(シェーンブルン宮殿のイースターマーケットの様子は、前述のブログ"復活祭とイースター兎の不思議な関係"をご覧下さい)

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何故か安心の吐息が出た瞬間でした。

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愛してやまないザッハートルテをホイップクリームに思う存分絡めて食べたい!という大きな誘惑に駆られましたが、お腹の中の(先程食べた)カイザーシュマレンがそれよりももっと大きな異を唱えたので、今回は渋々諦めることに。

しゅん。。。

この華やかな通りの賑わいに再び相見えると、あの人を揶揄するような外観の教会付近で迷子になったり、変な警官に目をつけられるという恥辱に堪えた甲斐もあったというものです。

さて、ここでの次のお目当ては"世界一の数を誇る"と名高い州立武器博物館!

本日時間がなくて触れられなかったのですが、次回こそ山場を迎える「グラーツ放浪記第4弾」にてご紹介したいと思いますので、お楽しみにお待ちください!<つづく>

筆者

オーストリア特派員

ライジンガー真樹

オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!

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